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ゼロから生み出す力は、「好奇心」から生まれる。そり滑りの雪山づくり。

先日、横浜では、今年1番の雪。

うちの家の前にある急坂に、
そりすべりの雪山ができた話を、します。



そりすべりをするための雪山づくりスタート


雪がたくさん降った日、
私と子供たちで

「この坂、そりできそうだよね!」

と、話していました。

次の日の朝。
雪がまだ残っていて遊べそうなので、子供たちをいつもより早く起こします。
昨日の話を思い出し、夫にそりを見けてもらい、そりをすることに。

しかしどうやら、急坂をそのまま使ってしまうと、家の外壁にぶつかって危険と判断した夫。
坂の上の方に、そりができる雪山を、子供達と一緒に作ることに。

しかし、雪山の土台を夫が作っているくらいで、息子はタイムアップ、学校へ。
そりが一応できるくらいには、夫が作り上げて、朝の作業は終了。


息子、雪山を完成させる!


午後、息子が学校から帰ってくると、
早速、雪山で、そりをしてみていました。

しかし、思ったように滑らなかったみたいで、再び雪山づくりに取り組み始めました。

ご近所に住んでいる1つ上の男の子も一緒になって、残っている雪を探しては運び、試行錯誤をしながら重ねたり削ったり…。

取り組むこと1時間以上。
最初の雪山よりも1.5倍ぐらい幅がある、雪山ができました!!

しかし。
この日はすでに夕方5時を回っており、外は真っ暗。
帰ってきた息子は、「まだ1回しか滑ってないのにー」と、不完全燃焼。


ついに、そりを満喫

そして、また次の日。
この日は朝から晴れていて、気温も9度ぐらいまで上がる予報でした。

「雪山は溶けちゃうかな」

なんて話していました。
息子は疲れたのか、この日の朝は雪で遊ばず、学校に向かいました。 

しかし実際には、意外にも、雪山はあまり溶けずほとんど残っていたんです!
日向になる時間が短いこともあるのだろうけど、塊になった雪ってこんなに溶けにくいんだ…と気付きになりました。

午後、息子が帰ってきて、ようやく自分たちが作った雪山で、そりを楽しんでいました。私もホッ(笑)。
お友達も一緒になって、滑り方を考えて変えながら、何度も滑っていました

年中の娘とそのお友達たちも、とても楽しめるくらいの、しっかりした雪山でした。

解体も、自分たちで。

そして今日。
その雪山を、解体する日。

急坂の下に止めている車が、雪の影響で戻ってきていなかったけど、今日の午後には帰ってくるということで、雪山は解体せざるを得なかったのです。

子供たち2人が、それぞれ学校、幼稚園から帰ってきてから、雪かきのスコップを使って、作業してくれました。

さして嫌がることもなく、テキパキと動いている様子。

「こうやると、割れるんだよ」
「こうしたらうまく取れるかも」

なんて、2人で色々話しながら、どうやったらうまくいくか考えて、行動してくれていました。

スコップを使う姿も、いつの間にか、様になっている感じ。


モノを作り出し、行動させる強い「好奇心」


ここまで経緯を少し長く述べましたが、何が言いたいかというと、
子供たちは、自分の好奇心の赴くまま、たくさん試行錯誤するし、考えるし、行動するし、楽しめるんだということを、改めて実感させられたのです。

坂の地面の上、ただ雪が積もっているだけ。
そこから「そりを滑りたい」という思いに向かって、何もないところに何かを作っていく。
何では、何度も試しては変更し、自分の「こうやって滑りたい」という願いに向かって、自分から行動していく。
最後には、自分で作ったものを、自分で元に戻す。

今回のように、ゼロから何かを作り出す過程は、彼らの豊かな好奇心から生まれて、その思いが行動を促してくれるんだ、と感じました。


とにかく、たくさん雪遊びできてよかったね(*^^*)



では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona


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