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砂場遊びには、他の遊びにはない特徴がある。

こんにちは~honaです!

今日は晩御飯に、夫がホットクックでハヤシライスを作ってくれて、ホットクックちゃんが絶賛調理中。いま部屋中いい匂い・・・早く食べたい~☺


さて今日は、もっと子どもと一緒に砂場遊びをしたい!と考えていることについて残していきます^^

砂場遊びと言えば、子供との公園遊びなどで定番ですよね。一方で、私自身は、つい最近までは、結構汚れるし私はあまり関わるのが上手くできないなと感じていたので、あまり積極的ではありませんでした(;^_^A

しかし最近、保育幼児教育の勉強をしていくにつれて、砂場遊びって子供にとってすごく良い遊びなんじゃないかなぁ?と思うようになりました。

そう思っている中でこちらの本で、砂場遊びの保育実践について記載があり、非常に勉強になったので、共有します!
以前も記事で共有したことのある本です^^(すこーしずつ読み進めています)


こちらの中では、砂遊びの特徴として、可変性や可塑性を持つことが多様な遊びを産む、というのが1つのポイントになると述べられていて、私もそのポイントにとても共感しました。

「砂」と言う、形を変えることができ(可変性)、さらに形を保つこともできる(可塑性)遊びができるものは、実は他にあまりないじゃないか?・・・なんて希少な遊び道具なんだ!!と最近ようやく気づきました。

もちろんスコップやバケツなどある程度道具決まった使いやすい道具はあります。
しかし、砂場に子供が対峙したときに、そこから「何をするか」というのは、彼らの中から溢れてくる創造性だったり、今感じていることだったりする。そういったものを表現する造形物として、ものすごく適しているのではないかと思っています。

例えば先日、ひろーいお砂場に子どもと行った時のこと。

ダンボール滑り台の下にある砂場で、とっても広い砂場なので子どもたちはみんな思い思いに遊んでいました。その中でもある2人の兄弟が(幼児さんくらい)、両手を砂につけてそのまま前に進んで、線路みたいな2本の線をそれぞれ作っていました。
どんどん長い線ができていくのを見て、彼らの心の中頭の中で今、どういう思いがあってこの線ができたのかなあとか、この後この遊びがどう展開されていくのかなあとか、こういう時もし自分が彼らの保育士だったらどういう声掛けをするのかなあとか考えて、こっそり見守っていました。

するとその後、その子たちはその線の上にたって「電車です~がたんごとん~」と2人そろって遊んでいました。

2人はきっと最初から「線路をつくろう」と思って線を引いたわけじゃないはず。砂に手をついて、そのまま前に進んだら線ができた。ながーく線をひけた。線路に見えた。電車ごっこができそうだ。例えばこんな風に展開していったのかなとか。
砂を触る、カタチが変わる、他の遊びに繋がる。これこそ、砂場遊びのなせる「遊びの展開」だ!と、勝手に感動してしまいました✨

少し話は変わりますが、上記の本を読んで「初めての視点だなぁ」と思ったのが、広島大学附属三原幼稚園の松本さんがコメントしている部分でした。

保育者が余裕を持てるその1番の要因は、その場で子供と関わる保育者の特徴として述べられている、「見守りや共感が多く指示や禁止が少ない」ことでしょう。

そしてこの特徴は、森における子供と保育者の関係の特徴と似ているらしいのです。

砂場と言う環境においても同様に、「育てるために援助をしなきゃ」と言う子供の体験をコントロールしようとする構えが少なくなり、見守りや共感が多くなることで余裕を持って子供と接することができるのでしょう。
 (中略)
本章で述べられた砂遊びを支える保育者の専門性は、保育者と子供のあるべき関係性や援助の方向性の原点に立ち返らせてくれるものであり、子供とのつながりや保育の喜びを再確認させてくれるものであるとも言えるでしょう。

なるほど確かに!森の中に、自然の中にいる時と近い環境になるんだなぁと納得しました。
つまり砂場で遊ぶことによって、例えば都会の真ん中でも、「砂」と言うものを介して子ども達は少しでも自然を感じることができるのではないか。そしてそれを日々の経験として積み重ねることは、彼らにとって良い影響があるのではないか。と感じました。


そんなわけで、これからは自分の子供たちにも、砂場で思いっきり遊ばせてあげたい!と考えています。

ということで明日は、金沢区にある海の公園に行って、砂遊びもしつつ家族みんなでたくさん体動かそう!と考え中です^^(本当は登山しようと思っていたけど、今夜も雨が降るので…予定変更です)

ではでは今日はこのへんで。

お読みいただきありがとうございました!


hona

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