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他人を変える事は、できない。自分の「影響の輪」の内側に集中する。

先日、夫の実家に帰省して、いろいろとお話をしました。
子ども達の話、夫の仕事の話、お父さんたちの仕事の話、すぐ近くに住む夫の妹さん家族の話・・・。

その中で、夫のお父さんお母さんが直面している問題、いわゆる介護関連のことについて、夫を含めた家族で何度か話し合いをしたり、私にも少しその話をお伝えいただいたようなことがありました。

なかなか1つの解決策にたどりつくのは難しく、何度も話し合いをされていましたが、いまも結論は出ていないようです。

その話を聞いて、当然ながら私も、こうした方がいいんじゃないか、ああしたほうがいいという意見や感情を持っていました。
ただそれをあえて公に表明する事はありませんでした。義理の家族でもあると言うことで、遠慮もありました。

それでも私にとって義実家はすでにとても身近な存在であり、何とかしてみんなが幸せに快適に心安らかに日々を送れるようにするには、どうしたらいいんだろうと、帰省後もぐるぐるともやもやと、考えたりもしました。

しかし最終的に私の中で、これは私の影響の輪の外側にある問題だから、生暖かく見守ることにしよう、という結論に至りました。

私が例えばお父さん、お母さんのご兄弟に意見をあれこれ言って、論理的に説明することも不可能ではありません。
しかし冷静に考えて、私が言ったところで、皆さんの考えや意見が変わることはほぼないんじゃないか、と思います。

そもそも他人を心変わりさせること、他人を変える事は、例え家族であっても基本的にはすごく難しいと思っています。
小さい子供にとっての親くらいに強い愛着関係があって、加えて毎日一緒にいて毎日言われ続ける位であれば、他人を変えてしまう事はあると思います。(逆に、小さい子供に対しては、そういった点に留意する必要があるとも言えます。)

でも大人同士、それも私よりも歳を重ねて自分のご意見がしっかりされている方に対して、若輩者の私が年に数回会ったときに意見を伝えたところで、おそらく生意気な奴だなって思うぐらいで、全く言われたことも覚えてない位の影響力なんじゃないかと思っています。

つまり今回の一件は、名著「7つの習慣」のコヴィー博士がおっしゃる「影響の輪と関心の輪」で言うところの、「関心の輪」の中ではあるけれども、「影響の輪」の外側にあることだと、つくづく実感しました。

そうであれば、私はもっと自分が影響できる範囲のことに集中しようと思いました。
例えば自分の子供たちとの関わり、自分の中長期的な目標達成、そのための毎日のスキルの積み上げ方、読みたい本を読む、ヨガをする、ピアノやギターを弾く、、、考えることやりたいことはすでに、たくさんあるのです。

一方で、この「影響の輪」自体を少しずつ広げていく努力も、必要ではあります。
ただ本件については、今の私の「影響の輪」の範囲はこうであるとしっかり認識して、無力感や劣等感に襲われていたずらに自分を傷つけることがないようにできて、私の中ではひと段落をつけました。


最後に、夫のご家族との関係は、すごくすごく大切にしたいと思っていることも、書き添えておきます。


では、今日はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました!


hona


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