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【アルコールとの付き合い方を考える②】夫が救急急患にお世話に。多大なる損失。

こんにちは〜honaです!

さて今週は、「アルコールとの付き合い方を考える」と言うテーマで書いていきます。

今日は、昨日のエピソードの続きを残していきたいと思います。
昨日のエピソードはこちら。


救急車に搬送してもらえず。。


夫が吐き続けて苦しい中、救急安心センターへ相談して119番につないでもらい救急隊の方に来ていただきました。

その頃には、嘔吐だけでなく、胃にも激痛が走っていたようで、「痛い!痛い!」と大きな声で叫ぶようになっていました。大人になって痛みで叫ぶって、相当です。

救急隊の方は3名いらっしゃいました。症状のことを聞いたり、血圧や血中酸素濃度を測ったりしてくれました。

そろそろ搬送してくれるのかなあと思っていたのに、次に救急隊の方から言われたのが

このままおうちで様子を見たほうがいいと思います

とのこと。

その理由は、体自体は元気なので(バイタル異常なし)病院に搬送しても家で療養するのとあまり変わらないだろう、移動も含めて体に負担をかけるよりも暖かいお家でゆっくり休んだ方が良いのではないか、と言うことでした。

正直、運んでくれないの?!と思ったんですけど、、私は医療の専門家ではないし、専門家に近い方の方が適切な判断が下せるのかなあと思い、夫にも聞いてその提案を受け入れることにしました。
(今思えば、このとき何が何でも運んでもらうべきでしたが。。)
搬送辞退同意書みたいなものも書かされましたね。


結局、事態は悪化の一途。夫もhonaも疲弊するばかり


そしてその後も、様子を見ていましたが、夜が明けても全く症状は良くならず。

夫は、私がお水を少しずつしか飲まない方が良いといっても水をがぶがぶ飲んで指を喉に突っ込んで吐き続けてしまう始末(その方がその瞬間はラクなのだそうです)。

「苦しい!」「痛い!」「どうしたらいい?!」と叫び続ける声と、いつまでも終わらない吐く音を一晩中聞き続けた私。まったく良くならない状況。
睡眠時間が少ないこともあって、もうだんだん辛くなってきてしまいました。

しかし、もうすぐ朝。朝になったら子供たちと、いつも通りの平日の朝を過ごさなければなりません。

起きてきた子供たちには、パパが具合が悪いからねと言う話をかるくして、一旦小学校と幼稚園に送り出しました。

私はその日、午前中に自分の用事があったのですが、キャンセルせざるをえず。

朝9時を過ぎてもまだ吐き気と痛みと戦っている夫を、このままでは良くならないと判断し、結局私が病院に運ぶことにしました。


診療所では診てもらえず。総合病院へ


まずよくかかっている診療所のほうに、車で行きました。そこで症状を伝えてだいぶ苦しそうな様子も見てもらうと、もしかしたら入院も必要かもしれないから総合病院に行った方が良いと言われ、車で10分ほどの総合病院を紹介されました。

正直、、たらい回しだ( ;  ; )まだ見てもらえないのか…と言う失望感でいっぱいでした。
仕方なくまた車を走らせて、総合病院に行きました。

総合病院では受付の手前で看護師さんが気づいてくれて、車椅子を貸してくださいました。
その後受付で時間がかかりそうだったんですが、夫の相当苦しそうな様子を見て、救急のほうに連絡してくださったみたいで、そのあと10分ぐらいで救急の急患として受け入れていただきました。
この時点で朝10時半ぐらいだったかと思います。

やっと診てもらえた、、、!ようやく少しだけ、肩の荷がおりたような気持ちでした。

少し経ったら救急の看護師さんが来てくださって、もしかしたら胃の中にアニサキス(寄生虫)がいるかもしれないので胃カメラをしますとのことで、お医者さんに説明していただいて、私が同意書にサインをしてやってもらうことになりました。

この時、吐き気は止まってそうでしたが、普通の鎮痛剤では胃の痛みが治まらず、強めの鎮痛剤(おそらく筋肉注射)をこれからしますと言う説明もありました。

その後また1時間位待合室で待って、いたら、お医者さんが来て下さって、胃カメラの後よく見えないので次はCTもしてみますと言うことでした。もうどうぞどうぞお願いしますとお伝え。

私は13時半には小学生の長男が帰ってきてしまうのでちょっと時間を気にし始めました。その旨は看護師さんに伝えておきました。

13時少し前になって、また看護師さんが来てくださって、
「本人はだいぶ落ち着いてるようです。すっかりに寝入ってしまっています。先生からの説明がこの後あると思うのですが…お時間大丈夫ですか?」
との事だったので、私は一旦子供たちを家で迎えるために家に帰って、もしまた本人が1人で帰れないようであれば呼んでもらうことにしました。

もう、この時点でだいぶ私自身もヘロヘロになっていて、眠いし疲れているし、でもやらなきゃいけない事はいっぱいあるしで、、、帰りの運転ちょっと不安でした(^_^;)

家で子供を迎えていたところ、夫から連絡が入りました。

「終わったから、会計して帰るね」とのこと。

どうやら1人で歩ける位まで回復したようで、ほっとしました。

しかし、ほっとしたのもつかの間再び夫から、
「お金が足りないから来てほしい」
と連絡がありました(^^;;  お財布を置いて行ったのですが、クレジットカードはお財布に入ってなかったそう。。

仕方ないので子供2人を送る前に乗せてまた病院までひとっ走り。

病院の近くで1人で歩いている夫をみて、だいぶ回復したなぁとようやく胸を撫で下ろしました。

お会計の金額はなんと13,000円!!!びっくりです。。

そしてその後処方箋もあったので近くの薬局で薬を処方してもらい(これも30分ぐらいかかった)、また帰りは私が車を走らせました。

帰ってきたら16時位だったかな。
こうして壮絶な1日が、ようやく終わりました。


被った損失は大きかった


エピソードの振り返りが長くなってしまってすみません(~_~;)

しかしながら、なかなかこうした経験をしたことがある方はいらっしゃらないかと思って、詳細に残させていただきました。

読んでいただいたらわかるように、今回夫がアルコールを摂取して起きた事件による損失は、ものすごく大きかったです。

夫は約12時間苦しんだ。その後も5日間ほど回復まで時間がかかった。
・私自身も、一晩中叫び声や吐く声を聞き続け辛かった。睡眠時間が少なくなり体中ものすごく疲弊した
・夫も私も、ほぼ丸一日時間を費やしてしまった
・目に見える出費もかかってしまった。医療費だけで薬を含めて13,000円程度+駐車場代3000円=16,000円

これらは全て、お酒を飲まなかったら生じなかった損失です。

時間も、お金も、労力も、すべて。もったいないにも程がある。

今日の記事は、実際のエピソード詳細のことに留めて、明日以降、今回のことから改めて考えたアルコールとの付き合い方について、残していこうと思っています。


だいぶ長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました!


hona


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