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ゼロから作り出す難しさと、楽しさ。紙粘土に、触れたとき。

年中の娘と一緒に、紙粘土をした。

最初は娘が一人で、新品のピンクの紙粘土を使って、やっていた。
隣りで私が、1〜2週間前に開封した紙粘土も取り出して、まだ使えるか確認するために、もみもみしていた。
一部まだ使えそうで、そのうちに形を作りたくなってきて、私も一緒にやることにした。

娘は、うさぎさんを作っていた。
かわいい。

私は紙粘土を手でもんだり、潰したりしていたら、花びらみたいに見えたので、お花を作ることにした。

最初は、花びらを何枚か作ってみた。
そこから、立体的な花にはどうしよう?と考えて、がくを作って花びらを巻きつけてみた。
そしたら、茎と葉っぱも作りたくなって、こうなった。

初めて作ったものなので、だいぶ荒削りだが、個人的には満足している。
楽しかったから、これに色塗りもしたいし、また粘土作りもやりたい。


久しぶりに紙粘土を作りながら、ゼロからものを作り出すことの難しさ、そして楽しさを、実感した気がする。

私は学生時代や会社員時代に、ゼロから何かを生み出すことがなかったわけではない。
ただ、私は決してアイディアマンではなく、どちらかといえば誰かの企画に乗っかることや、ざっくりとした指示をもらって膨らませていく機会の方が、圧倒的に多かった。

だから、ゼロからものを生み出すことへ憧れと、挑戦したい気持ちが、ずっと心の何処かにある。

子ども達の遊び、そして成長は、模倣から始まる。
周囲の大人たちや年長者の動きや言葉を真似することから、遊びが始まり、彼らの心身の発達にもつながっていく。

大人になってからも、同じだ。
何かを習得しようとした時、誰かの何かの真似をすることは絶対に必要になる。
その真似事を経験した積み重ねがあるからこそ、技術自体が磨かれていくし、それを自分らしくアレンジすることもできるようになると思う。

そうやって模倣、真似を何度も何度も繰り返し、積み重ね、自分の中で試行錯誤や考察を重ねた先に、何かをゼロから生み出すことができるようになる。

子どもたちの作るものは、繰り返されてきた遊びが、彼らの中でふと結晶化して作り上げられたものだろうと思うと、その一つ一つが愛しく感じられる。


また子どもと一緒に、紙粘土やろうっと。


では、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona




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