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1月第4週 今週のおすすめ「本の話」 5選

今週はオール讀物から浅田次郎さんと春風亭小朝さんの対談、中村吉右衛門さんの追悼記事をご紹介。ほかにも1月26日に発売された『奔流の海』伊岡瞬さんのインタビュー、文春新書『韓国エンタメはなぜ世界で成功したのか』のちょい読み、長嶋有さん作品ドラマ化決定のお知らせをお届けします!

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★新春対談 浅田次郎×春風亭小朝 読む聴く菊池寛の義理人情

1月11日に発売された『菊池寛が落語になる日』は、圧倒的な人間観察眼と、超斬新なシチュエーションの落語小説です。著者の春風亭小朝さんは、落語界の第一人者でありながら「菊池寛×落語」の試みを続けてこられました。今回の対談では、小朝師匠のファンでもあり、2019年に菊池寛賞を受賞された浅田次郎さんと、菊池寛の小説の凄さについてじっくり語っていただきます。


★追悼 中村吉右衛門を悼む

2021年11月28日に逝去された二代目中村吉右衛門さん。歌舞伎の世界だけでなく、ドラマ『鬼平犯科帳』ではお茶の間でも人気を博しました。

古典芸能への造詣が深く、また芸能評論家でもある、元NHKアナウンサー山川静夫さんによる追悼記事です。


★伊岡 瞬『奔流の海』インタビュー
「命を燃やして書いた」驚愕と慟哭の青春ミステリー

50万部突破のベストセラー『代償』をはじめ、『悪寒』『本性』など読者の心を深くえぐる作品を発表し続ける伊岡瞬さん。1月26日に最新作『奔流の海』が発売されました。

その着想のきっかけや、作品に対する思いを伺いました。


★どうして「韓流」は世界を席巻できたのか。そして日本が追い抜かれた理由とは

『韓国エンタメはなぜ世界で成功したのか』(菅野朋子)をちょい読み

近年、韓国発のエンターテインメントの世界的な活躍のニュースは毎日のように目に入ってきます。7人組ボーイズグループBTSの国連でのスピーチやパフォーマンス、Netflixドラマ『イカゲーム』や『愛の不時着』の世界的ヒット。髪型やファッションをK-POPアーティストに寄せることも今では珍しくありません。

『韓国エンタメはなぜ世界で成功したのか』は、長く韓国に住み、その社会とエンタメ産業の変化を目の当たりにしてきた、ジャーナリスト菅野朋子さんによるルポルタージュです。


★長嶋有さんの名作短篇が井上真央さん主演でドラマ化!

BS松竹東急開局記念特別企画ドラマスペシャル「夜のあぐら ~姉と弟と私~」放送決定!

 2022年3月26日(土)、BS松竹東急が開局します。その記念ドラマとして、開局記念特別企画ドラマスペシャル「夜のあぐら ~姉と弟と私~」(2022年4月放送)が制作されることが決定しました。

注目の主演は、井上真央さん。共演は尾野真千子さんら、本格派キャスト陣を迎え、ほろ苦くも優しい家族の物語をユーモア溢れるタッチで描き出します。

番組詳細、コメントなどはこちら!

原作・原案は「夜のあぐら」「三十歳」。
文春文庫『タンノイのエジンバラ』に収録です。


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