見出し画像

読書会にて

本日は誘われてオンライン読書会へ。

前にも書きましたが、この読書会は参加者が素敵で、多分主催者の2人が作っている空気が素晴らしいからなんだろうなーと感じます。

今回はテーマから考えれば、お寺の課題そのものとも言えますが・・・

自分が紹介したのはこちら

「喫茶ランドリー」という変わったランドリーが、コロナ禍で行った活動は、報告されていて、オフラインの活動のあり方を示してくれています

そこで、この「喫茶ランドリー」が生まれるまでのストーリーをさかのぼりつつ、コロナ禍における寺院の役割を考える機会にしたいなんて考えたからです。

本書は読まれた方はご存知ですが、最初はかなり面白い趣味というか遊びから始まり、詳細な分析、まちづくりの提案へとつながる物語。最初のユニークな趣味は形を変え、人との関わり方とそれを超えた公共へと繋がっていきます。キーワードを三つと言われ「ベンチ」「屋台」「公共」と述べましたが、本書を読まれていないと理解できない。読まれるとこの言葉しかないというキーワードです。

さて、読書会では参加者から質問がつくられます。

今回の質問は以下の三つ

①この本の内容を寺院でどう生かしますか?もしくは生かしていますか?

②どのようなコミュニティづくりを考えていますか?

③「喫茶ランドリー」的なものは我々にいかに作用しますか?

個人的返答は下記です。

①本書の内容は、建物の一階すなわちグランドレベルの改革です。開かれた一階をつくると考えると、寺院は普通一階しかない。さらには宗教儀礼空間で運用に制限があるかに見える。但し、宗教儀礼空間を否定するのでなく、カフェ機能を取り入れることは可能ではないか?自坊では、プチ修行&茶話会を行っていて、お寺のモニター的機能をはたしてもらっていて様々な意見を頂いている。

②本書は作者の趣味から始まる物語とも言え、趣味を生かして公共へとのつながりである。好きだから続けられるがある。自分が無理なく続けれるものを行うが大事。自分の場合は読書かな?読書会を明日もやりますが・・・

③喫茶ランドリーの機能は二つある。一つは洗濯これは、生きている限り必ず行うこと。もう一つは避難所、カフェ、アジール、非日常的な空間。生活に必要なものなのに憩いの場になるというところが特徴か?

お寺で取り入れるなら・・自坊では「テンプル・モーニング お寺朝掃除の会」か?掃除は日常に行う、お寺でも自宅でも・・でもお寺で掃除と読経と茶話会を組み合わせて日常と非日常を組み合わせ、アジールを作り上げる。更には、掃除を習慣化しようとする。(よき習慣化を目指す。)

具体的には下記を読んでくださいとちゃっかり宣伝してしまいましたが・・・(自坊も載っていますが・・)

しかし、いつものことながら、本読書会メンバーの選書は面白いというか、勉強になります。残念ながらすべてを購入し読むができないのですが・・・

読書会って自分にとっては本を知ることでもありますが、読む人そのものに対する興味のような気がします。当に本を通して人を知るですね。



この記事が参加している募集

読書感想文

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?