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2021年、新しい年となりました。 あけましておめでとうございます。 今年も良い年であります…
人の夢を食べて生きているなんて 獏という想像上の幻獣は なんと浪漫に溢れる生き物だろう。…
新潟の松代で由緒ある寺、 長命寺の和尚をしている 友人Mから彼が発行する 「福聚山報」が…
丑年の丑は 牛のことではなく、 種の中で芽が伸び、 発芽する直前のこと。 丑は元は紐であ…
正月には七福神を巡ってきた。 浅草七福神や柴又七福神、 深川七福神巡りも行った。 昨年は…
ユーミンこと松任谷由実のファンは多い。 僕は荒井由実時代の曲が好きだが、 KI銀次郎はすべ…
学校で習ったからか小林一茶は誰も知る俳人だ。 「痩せ蛙 負けるな一茶 ここにあり」 「やれ打つな 蝿が手を摺り 足を摺る」 蛙や蝿にまで優しい目を向ける人だと思っていた。 ところが藤沢周平の『一茶』を読んで驚いた。 金に固執し女に溺れる俗物中の俗物である。 俳句を教える宗匠といえば聞こえはいいが、 人を頼りに飯を食わせてもらう、たかりだ。 いつまで経っても名は上がらずに貧困のまま。 世を拗ね憎み、皮肉と悪態、嘲笑と自嘲の日々。 「散る花や すでにおのれも
早朝の散歩から帰ると 妻が粥を炊いていた。 まな板に草が並べてある。 「そうか、今日は1…
雑木林の散歩道にある 小さな池が凍り付いた。 朝、陽が昇る前だから とっても寒いけれど、…
智に働けば角が立つ。 情に棹させば流される。 意地を通せば窮屈だ。 兎角に人の世は住みに…
鳥が卵を産んだり、 雛を育てるとき 巣に籠もる。 これ、すなわち 巣ごもりである。 この…
僕らはブラスバンド部だった。 Uはトランペットを吹いていた。 僕はテナーサックスだった。 …
朝風呂に入った。 朝の散歩から帰ると 体が冷え切っていて 暖房している部屋にいても まっ…
三無主義なる言葉があった。 「無気力、無関心、無責任」 70年代の若者を表していた。 これに「無感動」を加えた 四無主義なる若者たちは 「しらけ」世代と言われた。 この世代が大人になり偉くなると 四ない主義に変わっていた。 「認めない、記憶にない、 反省しない、責任とらない」 特に政治家は裁かれないからか 四ない主義を全うする。 やった悪事は認めない、 そんなこと記憶にないと惚け、 反省などまるでせず、 それ故に責任はとらない。 そんな人達が日