「keep it real!(自分らしく)」

智に働けば角が立つ。

情に棹させば流される。

意地を通せば窮屈だ。

兎角に人の世は住みにくい。


『草枕』の冒頭で

夏目漱石が述べたように、

上手に生きることは難しい。

でも生きなければならない。


人生は決断の日々だ。

たえず答えを求められる。

そんなとき、僕は自分に呟く。

「keep it real!」と。


自分に問うのだ。

「自分らしいかい?」と。

それは僕の場合、

好きか嫌いかだ。


好きだったらやればいい。

嫌いなら断ればいい。

決して損得では決めない。

それが僕の自分基準だ。


角が立ってもいい。

流されてもいい。

窮屈になってもいい。

自分らしければいい。


「keep it real!」

常に自分らしくあれ!

そう言い聞かせて

毎日を送っている。