慶雲、五彩を生ず

新潟の松代で由緒ある寺、

長命寺の和尚をしている

友人Mから彼が発行する

「福聚山報」が届いた。


新年の挨拶と共に

「慶雲生五彩」

(慶雲、五彩を生ず)の

漢語が贈られてきた。


「慶雲」はめでたい時に

現れる五色の雲のこと。

緑・黄・赤・白・紫の

五色の鮮やかな雲だ。


M和尚は毎朝雲を見て

一日を思えと諭す。

雲を見る心のゆとりが。

幸せをもたらすというのだ。


毎朝、雲を見て、

もしも慶雲が見えたら

そう思うだけで

心がときめいてくる。


五色の雲、さぞかし綺麗だろう。