ホームスクーリングQ&A~経験者の意見
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ホームスクーリングQ&A~経験者の意見

ゆうこ@ホームスクーリング体験記

 ホームスクーリングを始めると決めてから不安や疑問に思っていた事、実際にホームスクーリングをした事で見えた答えがあります。 私個人の意見にはなりますが、少しでも参考になれば嬉しいです。


Q1. 友達と遊ぶ機会がない

 学校に通っている子供達も休み時間や放課後、もしくは休日など限られた時間に遊びますね。基本的にホームスクーラーも同じです。 学校に通っている近所の友達がいれば放課後や休日に遊び、同じホームスクーラーであれば平日でも時間がある時に遊べます。習い事や訪れた先で新しいホームスクーラーの友達ができる事があります。 


Q2. 集団生活に慣れないと協調性がなくなるのでは?

 なぜホームスクーラーは協調性が育たないと思いますか? どんな場面でも集団になる事はあります。 学校生活のように一日の大半を集団生活で過ごすことは少ないけれど、習い事や集まりに参加すれば必ず集団になり、そこで協調性は身につくと思います。


Q3. 社会性が身につかないのではないか?

 意外にも様々な年齢の人と接し時間を共有する事ができるんです。 同じ年齢の子供を何十人と集めたクラスとは違い、年上も年下も大人も一緒に過ごす事で対応の仕方を学びます。 特に何か習い事をする場合大まかな年齢分けはありますが、基本的に8~12歳などかなり幅があり、同年齢だけで過ごす事の方が稀です。 教えてくれる大人も大学生~お父さんお母さんの年齢まで様々なので、年上の方と接する機会も多々あります。


Q4. どうやって勉強を教えるのか?

 これは以前記事にしましたが、私は親も一緒に学ぶという発想で乗り切りました。

 家庭教師・チューターを頼んだり、習い事や教室に参加する事もできます。 youtubeやオンラインクラスなど学ぶ方法はいくらでもあるんです。

私が一番強調して言いたいことは、学校での勉強の仕方=先生もしくは誰かが先生となって授業をするという勉強方法から、頭を切り離して新しい考え方をしないといけないということです。

一番大切なのは勉強を教える事ではなくて、何をどうやって学んでいくか。

例えば、私は算数がとても苦手です。教えるより私が教えてほしいくらい・・・その私でも使えそうな本を選び、youtubeで良さそうな番組を選んで一緒に観たり、無料オンラインレッスンを試してみたりして息子は算数を学びました。 英語も理科も社会も音楽も全部そうです。

親の私ができる事はやるし、できない事はクラスに参加する・良さそうな教材やコンテンツを探すなどすることで、学ぶ機会を作っていきました。


Q5. 小学校で学ぶ教科を家で全てやれるのか?

 答えはNO! でも学校でやる事全てをやる必要はないと思います。私がお勧めしたいのはユニットスタディーという教科を超えた学び方です。

 詳しくはリンク先に書いてありますが、教科ごとそれぞれで学ぶのでなく一つテーマを決めて総合的に学ぶという方法です。 我が家では算数は個別に学び、それ以外はユニットスタディーで学びました。 体育や音楽などは習い事で対応(プールやピアノレッスン)。

 学校での学び方と同じようにするのも良いと思いますが、ホームスクーラーならではの学び方があります。 自由に自分に合った方法で学ぶ!!これこそホームスクーリングの良い所だと思っています。


Q6. 自分(親である私)の時間がない

 確かに自分の時間はなかなかありません。特にここバンクーバーでは11歳位まで子供達だけでお留守番ができないので、どこに行くにも何をするにも常に子供が一緒です。 でも、平日夜の時間、休日など意識して自分の時間を作っていくしかないと思います。

 これはホームスクーラーに限らず、兼業・専業問わず子育て家庭なら皆同じ悩みなんじゃないかなぁ・・・。 常に一緒にいるうえに、勉強まで教えなくちゃいけない!というプレッシャーがあるかもしれません。 時間の使い方を工夫し、気持ちを切り替えていく事でうまくタイムスケジュールを組むことができると思います。


Q7. 食事の準備が大変!

 これはホームスクーラーに限らず夏休みに入った家庭など、多くの人の悩みですね。 3食完璧に揃える必要などなく、手抜きしたっていいじゃない! また食育も教育と考えれば、子供と一緒に食事を作ったり、おやつを作ったりしたら良さそうですね。 食事を整えることは生きていく上でとても大切なライフスキルだと思います。

 色々調べる中で、『毎月〇日はお弁当の日』というのがあり、子供が一人でお弁当を作るという取り組みをしているという記事を発見しました。 最初はサンドイッチでもおにぎりを握るだけでもOK! 次はごはんを炊いてみる、卵焼きを作ってみる、どんなお弁当を作りたいか絵を書いてみる・・・ そうするうちに、お弁当の日に向けて少しずつ準備・料理を作る練習ができます。週1回でもそういう時間が作れたら、立派な食育!だと思いませんか?


Q8. 学校行かないで将来どうするの?大学は?

 私も始めた当初は心配になりました。 しかしここバンクーバーでは普通にホームスクーラーが大学に進学もしてます。大検のようなものがあったり、BC州の制度で高校卒業資格がもらえたり色々あるようです。 ただ正直な感想として、小中高と学校に通っても進学する人しない人・就職する人しない人・旅に出る人・留学する人・・・様々ですね。 ホームスクーラーだって同じです。 ホームスクーラーは特別ではなく学校に通ってる児童生徒と何も変わりません。 ただ少し違う道を歩いてるだけで、もしかしたらそれも車道と歩道くらいの違いしかないのかもしれない。

ホームスクーラーは色々な意味で特別視するような存在でもないし、学校に通ってる所謂普通の子と何も変わらない。。。と私は思います。


最後に。。。

 全てにおいて考え方や物の見方を変えないとなかなか理解できないかもしれません。そんなのこじつけじゃないか?!と言われる事もあるかもしれない。 でも、そもそも教育って何だろう?この疑問から始まると思うんです。学校・家庭・塾など場所は違えど『学ぶ』という事はどこでもできるんじゃないか? 大事なのは『学ぶ事』であって、学校に行くか行かないかは問題じゃないと思っています。

 ホームスクーリング=スクール=学校という言葉が引っかかるのなら、家庭学習でも何でもいいんです。いちいち言葉を付けなくたっていいんじゃないかな? 『私はこれを学んでます!』それでいいと思います。

 なので、学校に行っても行かなくてもどちらでもいい。子供が学びたい事、やりたい事ができるようにサポートできればそれでいいんじゃないかと今は思っています。

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ゆうこ@ホームスクーリング体験記
バンクーバー在住。現在11歳の息子をキンダー~G4(幼稚園年長~小学校4年生)までホームスクーリングしていました。教える事に関しては全く素人の母親が息子と過ごしたホームスクーリングの体験を綴っていきます。