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電気が通っていない中、介護施設での夜勤

げらへー
ホームケアサプライ獅子原、第22回目のターン
はい、やっていきまーす


被災地支援に介護福祉士が派遣され、
北海道からも派遣される方の出発式がニュースになっていました

北海道でも2018年に胆振東部地震があり、札幌も停電がありました。
私はその頃は訪問介護ではなく、
介護老人保健施設の入所職員として働いている時期でした。

地震が発生した時は、次の日の夜勤に備えて夜更かしをしており
起きていたんですが、とても大きな揺れに恐怖したのを覚えています。
地震が落ち着いてから、横になり、起きてみると停電が発生していました。

通信障害も発生していた為、職場のグループラインも機能出来ていなく、
17時からの夜勤に対して12時頃に職場に行きました。

地震の直接的な被害は無かったものの、水道と電気が止まっていました。
電気が止まっている為、ナースコールやセンサーマットが使えない状況で、その日には電気の復旧は見込めず、停電時夜勤の準備を始めました。
停電時夜勤マニュアルと言うのも存在しなかったため、一から準備をしました。

普段は40人の利用者さんに2人の職員で対応でしたが、3名対応は決まっていました。
その他に全体を見て回るヘルプ職員が1人追加されました。

まずはセンサーマットを使っていて、移動時に危険が伴う方の対応方法の検討からです。
普段通りに居室で過ごすのは難しい為(転倒してケガをした場合に、すぐに救急車で病院に行けるかも微妙だった為)、小ホールにベッドを移動させ、
パーテーションで区切り、そこで寝てもらう事にしました。
4名程居たんですが、職員1名付きっ切りで対応です。

次に、ナースコールは押せるけど、お一人でトイレに行けない方にも、別の小ホールに移動して寝て頂き、音楽療法で使用していた鈴をベッド近くに置き、鳴らしてもらって対応です。
ここにも職員1名付きっ切りです。

自立かつ構造上死角になってしまう居室の方は、怪我無く一夜を過ごせることを祈るのみでした。

ヘルプ職員が全体の見回りをしたり、パット交換に動いている間の見守りや、職員の休憩を回すのに動いてもらいました。

真っ暗な中、寝ている方の少しの動きや、鈴の音に集中しなきゃいけなかったため、神経が冴えてしまい、休憩中も全く休むことは出来なかったです。
入居されていた方も、普段と違う環境で過ごさなきゃいけない事にストレスを感じている様で、認知症の方の説得にとても苦労しました。

札幌市の停電は1日で復旧したため、次の日には普段通りの夜勤が出来る様になりましたが、このような日々が何日も続くのは本当に大変だと思います。
高齢者の方は廃用性症候群の危険性も高まっているかと思います。
働かれている方、住まわれている方のストレスが少しでも軽くなるよう、早期復旧を願っております。


~今回の一曲~

二度目の登場になるんですが、元気が出るこの歌を!!
二度目の為今回はライブバージョンで。

私立恵比寿中学『YELL』


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