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黙浴の極意〜箱根湯寮〜【サウナリーマン日記第31話】

ノリって大事だなって思う。
閃きとか勘でなんとなく面白そうだから、
そんな感じで選んでしまうような。

まさに今回の箱根行きは
そんな流れで簡単に決まった。
突然、メッセンジャーが
飛んできてたまたま空いている日のお誘い。

今回はあるコミュニティの縁で
泊まりがけで箱根に出かける
ことになり、いざ参らん。
強羅駅から歩いて行けるペンションへ。

大学生に戻ったような感覚で
バーベキューを楽しんだ。
もちろんそんな馬鹿騒ぎはしない。

メインの目的は別にあったようなのだが、
個人的には旅に出てサウナがないのは、
もったいない気がしていた。

そんな私の気持ちを察してくれたのか、
たまたま仲間内でもサウナが好きな人が
いたので、旅の終盤に連れて行ってくれた。
本当に感謝である。

そこは箱根湯本駅から送迎バスで
わずか3分。
大自然の中に囲まれた温泉施設である。

そこそこの雨の量が幻想的な雰囲気を
演出している。

例のウィルスの対応のきっかけで、
さまざまな銭湯や見受けられる
ようになった「黙浴」

今日行ったサウナではなんと
「黙浴」ならぬ「黙蒸」の文字の
ポスターが。

男は黙って蒸され散らかせ
ということなのか。
それなりにさまざまな施設に出入り
してきましたが、これは初めてだ。

黙蒸っていうキラーフレーズが
ささりすぎて、行きの海老名の
パーキングエリアの肉まんの蒸され
散らかし具合を思い出した。

日曜の昼過ぎということもあり、
少し混み合っていた。
おじさん達はハーフパイプの
テレビ中継に夢中のようで、
秩序は保たれている。

3段あるもののそれぞれの段差の
スペースは広くないので
浅く腰掛けているような状態。

よし、黙って蒸され散らかして
やろうじゃないか。

水風呂は完全に露天になっていて、
20度程度。雨に打たれながら入る。
中西保志の「最後の雨」が頭の中でループする。
雨の中でととのう。

一緒に来ていた仲間もいつのまにか
横にいた。もう言葉はいらない。

大自然に囲まれた、温泉・サウナ・水風呂
を満喫。

ちょっと小雨が降って
いたのも厳かな雰囲気が出ていて
落ち着きました。

今回は残念ながら、1時間足らずの
滞在でしたが大自然の中にあるサウナの
雰囲気を満喫してきました。

箱根湯寮、ありがとう。

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