見出し画像

学生インターンから見た(株)ホロニックってこんな会社

こんにちは。SETREを運営する(株)ホロニックで学生インターンをしている岸本です。

今回は、約1年間働いてみて分かった(株)ホロニックについてインターンの目線から紹介します。

(株)ホロニックってなにしてるの?SETREとは?

メイン事業はホテル運営。滋賀、奈良、舞子、姫路、長崎の5つの【SETRE】というホテルを運営しています。

各地域にはすばらしい作品を作る職人さんやものすごいこだわりで野菜やお肉を生産する生産者さんなど魅力がたくさんあります。それらをホテルに来ていただいたお客様に伝えられたら、、という思いでこだわりの家具を使用したり、食材をレストランで提供したり。月に1度生産者さんをお呼びして「open kitchen」というイベントを行ったりもしています。
地域の宝物を発見して、伝える。「地域の編集者」という仕事です。

この、「地域の編集者」としてのホテル運営を軸に、ウェディングや、物販、コンサル事業なども行っています。

1年間働いた事業企画室

私がインターンをしたのは、ホテルの現場ではなく、「事業企画室」という部署です。事業企画室の中にはホテル運営のノウハウを提供するコンサルの方々とPRや物販、イベント企画などを行う方々がいるのですが、私は後者の方々のお仕事のお手伝いをしました。

最初入社したとき、「商品開発をするところだよ~」というような感じでいわれたのですが、入って分かったのは商品開発はほんの一部のお仕事だということ。
商品開発はもちろん、この日は商品を撮るカメラマンに

画像5

また別の日はyoutuberに(youtubeチャンネル運営)

画像6

農家さんに(webメディアの取材で生産者さん訪問)

画像4

手作業で商品の梱包、、(工場?)

画像3

滋賀のホテルでイベント企画。新しく建設する施設について建築家と打ち合わせに、、、
え!?そんなことまでしているんですか??と驚きの連続でした。

広報・商品開発・会社の新しい事業など、お客様と直接かかわるホテルのお仕事以外の部分をほぼすべて担う事業企画室のお仕事。こんなにいろんなことをしている部署ですが、このようなお仕事を担当しているメインのメンバーはたったの三人。しかも、みなさんお子さんをもつお母さん。5時頃にはお迎えに行ってきます~~と走って退社されます。本当にパワフルです。

ホロニックが始めた商品開発について

そんな事業企画室の物販事業が始まったのは2020年4月ごろ。

「地域の編集者」が各地域で見つけた素晴らしい宝物をより多くの方々へ届けられたら、、という思いで始まりました。
メインターゲットは現在のSETREのお客様のような方々。20代後半~40代くらいまでの女性の方で、自分のためにちょっと贅沢できるゆとりがあって、大量生産で安いもの!というよりは少し高くてもストーリーのあるものや、エシカルなものを選びたい!と思うような方々。。

画像1

そして、そんな方々が大切な方に贈りたいと思うような、「贈り物」になるものを。

以下は今発売中のものたち。

画像2


奈良の百年杉の木桶で作った日本酒や各SETREで長年信頼を置く生産者さんの素材を集めて作ったチョコレートなど。学生の私からするとちょっと高い、と思う商品ですが、どれも妥協せず作ってきた商品です。
こだわりの生産者さんは大量生産はできないので、数や価格の調整が必要ですが、その大変さを乗り越えてでも、「素材のすばらしさを伝えたい」という思いを第一に作っています。

1年間、分からないことだらけで、OEM先の工場の方々にも加工や商品の製造について基本的なことから教わったりしながら、手作業で何百個もの商品を梱包したりしながら、商品を世に送り出しています。


学生インターンから見たホロニック

1年間、事業企画室でたくさんの生産者さんを訪問したり、1つの商品を担当して開発させてもらったり、もちろん社内の内部事情も垣間見えたりしたわけですが、お世辞抜きにとってもいい会社だなあと思います。

ホテルを運営する会社ということで、コロナの影響も大きく、そんな変化の大きな時期にジョインさせていただきました。ホテルは休業していても、今できることを!とみなさんが一丸となって新しい取り組みをされていて、しかもそれがものすごいスピードで実現されて行っていることに驚きでした。

自分たちがやりたいことを自分たちで実現させる。大きい会社だと”頭でっかち”になってあれも違うこれも違うと実現に時間がかかることも多いかと思いますが、とにかく手を動かして前に進むという空気を感じました。

そして、会社で一貫しているのが「地域の編集者」であること。事業企画室のかたがたも、ホテルの現場の方々も、みなさん生産者さんのことを本当に大切に、尊敬されているのが本当に素敵だなあと思います。

生産者さんを訪ねると「セトレさんには本当に感謝しているんですよー」といわれることが何度もありました。こだわりの生産者さんはやはり自然や生き物と対峙することがメインのお仕事。そんな中、セトレは生産者さんに寄り添い、食材や作品をお客様に届けることを仕事としています。
そんな仕事があるからこそ、生産者さんは安心していいものを作り続けられる。
「生産者さんを大切に」ということを、時に生産者さんから「セトレさんはいい意味で人間臭い仕事をされてるよね」といわれるくらい長年地道に実行されてきていて、そんなところがホロニックの一番好きなところです。

社長の講演を聞いて素敵すぎる~と思って、「インターンさせてください!!」と無理やり?お願いしてさせてもらったインターンでしたが、コロナの大変な時期、商品開発が始動するというタイミングに一緒にお仕事させていただいて本当に貴重な体験でした!

商品を手に取る方にも、ホテルに来られるお客様にも、今就活をしている学生さんにも自信をもっておすすめできる素敵な会社です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?