001. 好きな日に働く、嫌いな仕事はしないのエビ工場が本音を語る
発想も思いつきも至って平凡。だがメディアがおしよせる。「それを会社でやってのけるか」という驚きがパプアニューギニア海産への注目度を高めている。
わたくし43歳3児の父、パプアニューギニア海産・工場長歴4年半の武藤北斗と申します。長文になりますがお付き合いよろしくお願いします。
書籍出版、講演や取材を重ねることで考えや想いが整理されてきた。とは言え、センス溢れるインタビュアーの方と巡り合うと、うっすら考えていたことが言語化されたり、昔の体験と今考えていることが結びついたりと、新しい発見も続いている。
これが全て発表されていれば問題ないのだが、残念なことにメディアには文字数や放送時間に制限がある。更に取材と編集が別の方だと核心の部分に一切触れないことも珍しくはない。テレビに至ってはその確率が高すぎ、何人ものディレクターさんが悔しがっていた。
ならば自分で記録として残そうと思う。どこに残すかは多少悩んだ。ブログは会社の公式だし、facebookは書き捨てている感覚がある。ならば話題のnoteに挑戦しようと決意したのが先週である。
初回のこの投稿は僕の大枠の考え方を紹介する。既に著書「生きる職場」やメディアでの発言と食い違うところも多少ある。そりゃそうだ、人間だもの考えは変わる。変化の過程はいくらでも説明するし、人生そこが面白い。
「ん?前と違うな」と気づいた時は、武藤に何が起きたんだ?どんな体験があったんだ?そんなことを考えながら読んでもらえば、このnoteもより楽しめるはずだ。
これまでの僕の発信に慣れている人は「です・ます調」でないこの書き方に違和感を覚えるかもしれない。しかしこの方が文章を端的に短い時間で書きやすい。話をしながら、文字を打ちながら、脳の片隅から考えや言葉が溢れてくる人間なので、この書き方の方が内容はよくなるはずだ。生意気に聞こえる部分もあるだろうがご了承いただきたい。
これから話すことはエビ工場での話だけれど、会社という組織だけに有効な話ではなく、生きていくあらゆる場面で同じことが言えるはずだと思っている。
目次
1、根底にある考え、真意
2、具体的な実践例
3、その効果
4、よくある質問
5、最後に
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争わない組織が答えだった
『フリースケジュール』『嫌いな仕事作業禁止』など新しい働き方を10年以上続けているパプアニューギニア海産。代表取締役であり工場長でもある武…
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