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好きな日に休むエビ工場の11の改革

 東日本大震災での被災をきっかけに、2013年から従業員が苦しまない働き方を目指すようになりました。

 これで成り立つのかと不思議に思われることは多いですが、実際には退社する従業員が減り、効率・品質が上がり、人件費が下がりました。欠品は一度もなく、求人広告費はこの6年間1円も使っていません。

  長文は嫌いだ!!という人のために、今回は主要な改革11個を短く紹介します。

①好きな日に出勤、欠勤
 朝起きて働きたければ来ればいい、嫌なら休めばいい。
②出勤欠勤の連絡禁止
 「出勤します」「休みます」など電話やメールでの連絡禁止。
③毎日好きな時間に出勤
 8時30分から17時までの工場稼働時間であれば、1分単位で好きな時間に出勤。もちろん連絡禁止で、そうなると「遅刻」という概念すらない。
④毎日好きな時間に退勤
 出勤した際にホワイトボードにその日に帰りたい時間を申告。
⑤出勤・欠勤・有給の理由報告禁止
 プライベートな理由を聞く必要はない。
⑥休憩時間自由
 好きな時間に好きなだけ休憩してよい。時給なので給料は発生しない。
⑦忘年会、飲み会やらない
 再開の要望は今のとこなし。
⑧パート長、教育係の廃止
 時給の従業員には負担が大きすぎる。社員がやるべき仕事では。
⑨旅行のお土産禁止
 買って帰るの面倒、邪魔、たいして美味しくないのに争いのもとになる。
⑩嫌いな作業はやってはいけない
 好き嫌いのアンケートをとり、嫌いと申告した作業はやってはいけない。好きだけやるとは違う。
⑪無理に仲良くなる必要はない
 友達は無理に作るものではないし、仕事で会うだけと割り切った関係の方が楽では。

 あえて時給という給料形態を選んだ従業員が何を求めているのか、真剣に考えた結果いきついた働き方です。

 そして、いま日本にはいろんな理由で働けない人がいます。心が苦しい、体がつらい、介護をしている、夢を追いかけてる、他人には知りえないいろんな理由があるのだと思います。

 そんな人たちが「私もこれなら働ける」と思える社会を私は目指したい。結果的にそれは誰にとっても居心地の良い社会になっていると思うのです。

パプアニューギニア海産・工場長 武藤北斗


*もうちょっと知りたくなった方はこちらを読んでみてください↓





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体調が悪くなると人の気持ちを軽視する気がします。なので、サポートは私の体調管理に使わせて頂きます。刺絡、整体、水泳などです。私を優しい人間に近づけて頂きありがとうございます。

ありがとうございます!スキが100超えると解説動画作っております。
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好きな日に働くエビ工場・パプアニューギニア海産工場長。著書「生きる職場 小さなエビ工場の人を縛らない働き方」。東日本大震災での被災をきっかけに生き方や働き方を模索。好きな日、時間に働くフリースケジュール制などを考案実践中。1975年福岡県生まれ。3児の父。

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