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【TOEICをあきらめるな③】900点越え達成までの軌跡

前回は、800点停滞から870点までの軌跡をまとめました。

本記事は、私がTOEICで870点取得後、900点越えまで伸ばした軌跡についてまとめました。
点数が伸びなくて悩んでいる人、モチベーションが保つのが苦しくなっている人の参考になれば幸いです。

それでは本題に入ります。

点数の遍歴と勉強時間

870点を取得して以降の点数の遍歴は以下の通りです。

・2021年12月 870点(L:455、R:415)
・2022年2月 860点(L:445、R:415)
・2022年3月 850点(L:450、R:400)
・2022年4月 895点(L:450、R:445)
・2022年5月 920点(L:495、R:425)

初めて800点を取得してから以降の点数と累積勉強時間をグラフにしました。

ようやく900点を超え、920点を取得することができました!
805点を取得してから、920点到達までに771時間勉強していました。
長かった、、、ときに苦しいときもありましたが、900点を超えを達成できて本当に嬉しく思います。

勉強法について

870点取得後もこれまでどおり模試を解いて、リスニングはオーバーラッピング、リーディングは通読を繰り返していました。
勉強時間は平日に2時間できればよいほうという感じでした。

しかし、点数は停滞したまま上がらないことが2回続きました。
このとき、今のやり方ではこれが限界だと気づきました。

そこで、私がとった手段は以下の二つ

・勉強時間を増やす
・より難しい問題に触れる

勉強時間を増やす

どれぐらいの勉強時間が求められるのだろうか?と調べているときに、Atsueigoさんの動画で、言語習得にかける時間は一日何時間は必要か?という動画をみました。
動画中では「最低3時間は必要」と語られており、「これはより一層、本気で取り組まないといけない」と気持ちの変化がありました。

以前までの私は、少ない勉強時間で、出来るだけ楽をして900点を超えたいという気持ちが少なからずありました。
この考えが甘かったと気づいたのです。
「今から三か月はTOEIC最優先で今までにないぐらい勉強する」という覚悟を決めました。

そこで平日はAM4:30に起床し、出勤前、通勤、昼休み、帰宅後に合計で3時間勉強するようにしました。
休日はさらに時間を増やし、3~6時間ほど勉強しました。

実際に一日3時間勉強を実践してみて、
本当に一日3時間は必要だ
という発見があり、継続することができました。
具体的にいうと、2時間だけでは模試を解くだけで終わってしまいます。
3時間にすることで単語の勉強、模試の復習を行うことができます。

また、同じ参考書を繰り返し勉強しているので、3時間のほうが短いスパンでより多くの回数を解くことができ、自分の実力として定着していく感覚が明らかにありました。

難問に触れる

これまでTOEIC(R)テスト新形式精選模試シリーズの参考書を使って勉強していました。

こちらの模試シリーズで初めて解いた問題が8割から9割近く正解することができるようになりました。
つまりこれシリーズの本では2時間勉強しても新たに得られる知識は20~30問程度ということになります。

個人的な体感として6~7割程度正解できる参考書が最も適していると思います。
そこで難問揃いの参考書を使って勉強をすすめることにしました。(実際に使用した参考書は記事最後に参照)

難問の参考書を使い始めたとき、正答率の低さに少し落ち込みましたが、粘り強く勉強することが大事です。
難問の参考書を解き続けたことで本番で余裕が生まれます。

この余裕とは具体的にいうと、リスニングセクションでは聞き取りで精一杯だったのが、一度聞き取った内容を一時的に保持することができ、設問の先読み、聞きとり、回答がよりスムーズにできることです。
リーディングでは問題を解くスピードが上がり、試験中の焦りが抑制されます。
この余裕が生まれたおかげで、直近3回はリーディングセクションで時間以内にすべて解くことができました。

モチベーションとなったこと

私が870点から920点取得までにモチベーションとなったことをまとめます。
完全な私の主観であるので、興味がない人は次章にスキップしてください。

・最低限の英語力は保有していると証明できる
TOEIC900点以上保有していると、「最低限の英語力はある」ということが数字で分かりやすく証明できます。

・TOEICをきっかけに仕事の幅を広げる、希少価値を上げたい
日本企業では英語力を測る指標としてTOEICが主流です。
英語を使った仕事をするといった仕事の幅を広げる、希少価値を上げていくためのきっかけとなります。

・TOEICをきっかけに更なる英語学習を行いたい
私が勉強したTOEICはリスニングとリーディングです。
この二つの力を伸ばすことをTOEICを通して注力しました。
リスニングとリーディングができないと英語での意思疎通の土俵に立つことができないからです。
TOEICで学んだことを活かして今度は英会話をもう少しできるようにしたいです。

・英語で情報を手に入れたい
英語での情報をわざわざ日本語にするのではなく、そのまま英語で情報を手に入れることでインプットのスピードアップを狙います。
英語の方が話す人の数、情報量の多さが日本語よりも多いことは明らかなので、これまで以上にインプットの量・質を上げたいです。

・人生で一つぐらいは統計的にトップレベルになってみたい
900点を超えると受験者の中で上位4%前後となります。
TOEICは2021年に200万人以上の受験者がいることを考慮すると、900点以上を取得することは母集団が多いなかでトップレベルであると言えると思います。
自分の人生を振り返ってみると、母集団の少ないところで勝負してきたので、今回のTOEIC920点は自分にとって自信となりました。

まとめと今後の展望

本記事は、私がTOEICで870点取得後、920点までスコアを伸ばした軌跡についてまとめました。
TOEICを通して、生活の照準を合わせたこと、夢中になること、どのように目標に到達するか分析したことを今後の人生に反映します。

また、TOEICで英語におけるリスニング、リーディングの能力を伸ばしたことができました。
今後、TOEICは卒業して、スピーキングやライティングといったアウトプットの力を伸ばしていこうと思います。
具体的な方法はまだ模索中です。

TOEICの勉強を頑張っている方、これから勉強しようとしている方、点数が伸び悩んでいる方のモチベーションになれば嬉しい限りです。

参考書

リスニング

リーディング

今まで使ってきた参考書

最後までご覧いただきありがとうございました。


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