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【子育て論】嘘をつく子どもへの対処法。144日目

▽嘘をつく子ども

『うちの子、バレるような嘘をつくんです。。嘘だってわかってるんですけど、どうしたら良いのか。。』

子どもの嘘に対するご相談はこれまでも多く寄せられた内容です。

明らかに嘘だとわかる事を子どもが言ってきたらどのように対応しますか?

・信じる
・それは嘘だと真っ向から対する
・第三者に意見を求める

正解の対応があるわけではないのですが、ぜひ試していただきたい対応方法を今回はお話ししますね。

▽嘘は自己防衛

皆さんも少なからず嘘をついた経験はあるのではないでしょうか。

私自身も子どもの頃は『塾に行った』と嘘をついて遊んで、後に怒られた経験は物凄く残っています。

なぜ人は嘘をつくのか。

結論は「自己防衛」にあります。

・親に怒られないため
・見栄をはるため
・できないレッテルを張られないため

など、様々な自己防衛の目的のために嘘をつくと考えられます。

大人から見たら、
「なんでバレる嘘を、、」などと、思いますよね。

ただ、子どもからすると、その場を凌ぐために、嘘をつく。という行動に出てしまうのですね。

▽嘘をつく子にやってはいけない事

親としても、嘘をつかれてしまうと、感情が勝ってしまい、ついつい怒ってしまう方も多いのではないでしょうか。

実は、怒りすぎてはいけないとわかっていても、怒ってしまう。。というご相談が多いので、ご安心ください。

やってはいけない事をまずは押さえておきましょう!

・嘘をついたことを感情的に責める
・本当の事を無理に言わせようとする
・人格否定のような言葉を言う

上記の事は辞めましょう。

やってしまった、、という方はこれからしない様に意識していきましょう。

▽嘘をついた子どもに対してしてあげられること

嘘をついてばれてしまった子どもに対してできることとしては、

嘘をつく目的や背景を考えてあげる

という事です。

嘘をつかなければならないほど、何から身を守りたかったのか。

親御さんと楽しい話をしたいために嘘をついたのか。

褒めて欲しい気持ちが嘘をつかせたのか。

などなど、子どもの嘘をつく、自分を守る目的や背景を考えてあげてください。

考えてあげることが子どもへの関心となりますので、理性をもって接して上げることができるでしょう。

▽最後に:悪意を持って嘘をつく子は少ない

嘘をつかれると、どうしてもショックだったり、イヤなお気持ちになってしまい、ついお子さんを責めてしまう、、という親御さんも多いかと思います。

ただ、子どもの心理として、悪意を持って嘘をつく子は本当に少ないんですよね。

だからこそ、まずは嘘をついてしまう背景を考えてあげていただければと思います。

皆さんも子どもの頃についついやってしまう事ってありますよね。

その経験を持って大人になって、人を許せたり、受け止めてあげることができるようになっているはずです。

決して子どもを悪者にせず、接して上げて下さいね。


本日もお読みいただきありがとうございました!!

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