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リブログ:ノルウェーで仕事を探す方法(2015-10-04)

ノルウェーというマイナーな国でも、今や「北欧」という括りで注目を浴びています。ワーホリ制度も盛んになってきたようで、、、、仕事を探す方法を、私の経験を元に、少しだけお話しします。

2022年の今は、もう少し変わっているのかな〜とは思いましたが、
おそらく基本は変わらないと思います。

これからノルウェー(海外)に渡航される方に役に立てますように。

数年前からワーキングホリデー制度が確立されたノルウェーと日本。
少しずつ、この制度を利用してノルウェーに来られる方もいるみたいです。

そこで、ノルウェーでの仕事探しについて少しだけ書こうと思います。

ノルウェーだけではなくて、海外で働く事は様々な角度から物事を捉えられるようになり、とってもいい経験となると思います。

人によって、目的は異なると思いますが、例えば...
-日本である程度キャリアがあるから、それを生かしてキャリアアップを図りたい
-期限付きで北欧生活を満喫したい
-学業と両立させたい
-働きながら言語を覚えたい
などなどあると思います。

そこで、よく聞かれる”ノルウェー語力の必要性”について

もちろん、会話程度の英語力は都市に行けば行くほど話す人の割合が高くなると思います。
しかし、ノルウェーは英語圏の国ではなくて、自分たちの言語=ノルウェー語があります。そうなると、英語だけ話せたとしても、仕事をゲットできるとは限りません。

ノルウェーのような小さな国では特に、国民をまずはしっかりと保護し、それから移民について考えるという流れが一般的だと思います。移民にばかり仕事をあげていては、国民の仕事がなくなります。

どれほど技術を持っていたとしても、やはり言語が話せないと仕事をもらうのは大変です。私の友達もEU圏出身者でノルウェー語は流暢ではないですが、話します。

それに加え、かなりの高学歴、キャリアもあったのですが、履歴書を渡して、その後連絡は一切ないという状況が1年は続いていました。
なぜか?
この状況から読み解くと、その子の代わりはノルウェーにいくらでもいるという事になります。

逆に言うと、ノルウェー語ができなくても、ノルウェー人が絶対できない職種だと簡単に見つけれるという事です。

例えば...寿司職人。
ずっと募集がかかっています。

残念ながらノルウェーには日本のシェフはそんなにいません。ぜひ、ワーホリ制度を利用して北欧に来ていただきたいです!!!サポートさせていただきます笑

他にも、掃除の仕事など言語が必要ない仕事は比較的に簡単にゲットできると思います。
ここで注意ですが!清掃業務だからといって、給料ががぐっと下がるわけではありません。ノルウェーでは、収入が上がればあがるほど、税金も信じられないほど取られます。なので、どのような職種で仕事をしても、日本のような給料の差は生じにくいのです。(一部を除きます)

さて、話を言語に戻します。私の住んでいるトロンハイムでは、ノルウェー語が話せないと本当にきついと思います。もしも、身内がノルウェーに住んでいる、彼氏/彼女がノルウェー人など、コネクションがある人は、上記には当てはまりません。なぜなら、地方都市はコネクションが最大の武器なのです。パートナーがノルウェー人の場合は、とにかくそのパートナーの友達や上司、会社の人と使う=会って、話して、関係を築くことをお勧めします。

1、私個人がした事は、履歴書を直接渡しに行き(コネがないから)、面接をしてもらったこと(面接まで行くのがかなり大変です。)
面接では、ノルウェー語は当たり前ですが、トロンハイムは方言が強いので、かなり緊張しました。ボスは、トロンハイム出身者、それに加えオーナーは北ノルウェー出身者でした。本当に方言には苦労しました...(しております。笑)

2、次は、知り合いがオーナーをしている場所に自ら行って上司と仲良くなる。これは私の2つ目の職場の話です。15人以上働いていますが、数人のノルウェー人以外みんな外国人です。ポルトガル人が2人いましたが、その子達は1年半くらいそこで働いていて、ノルウェー語はそこで覚えたそうです。彼らによると、お客さんとの会話から全部勉強したけど、今でも理解できない事だらけと言ってました。

体当たりで申し込むのもありかもしれません!場所は、ホテルでしたので、海外からのお客様も多いため、英語を使う機会も以前よりぐっと増えました。私の場合、基本的にノルウェー人従業員とは、ノルウェー語。外国人従業員とは、英語でコミュニケーションを取っていました。(不器用だからこの切り替えが難しいんですよね・・・)

3、人材派遣を利用する。これを利用する事で給料は少し低くなる可能性がありますが、フルタイムの仕事をもらいやすくなります。
実はもうすぐトロンハイムから首都オスロに引っ越します。それに向けて下記の人材派遣の会社を使いました。
Adecco /Vivere/poeple4you
アデコのみビデオインタビューをし、もう2つはオフィスで面接をします。

4、ハローワークのような機関(NAV)に行って、どんな仕事があるか確認するのもありだと思います。

5、ノルウェー最大の総合サイトから探す。
Finn.no というサイトでは、覗いていただければわかりますが、仕事の求人情報から、出会いのサイトまで様々です。ノルウェー人の多くが使っているサイトです。

ノルウェーには、フルタイムと、パートタイムがありますが位置付けは日本の、正社員と派遣社員、アルバイトとは異なります。全ての仕事は、自分の履歴書にキャリアとして使う事ができますし、配達員であっても、スーパーのレジ打ち、オフィスワーカーであっても、レストランで働いていても、全て立派な仕事としてみられます。とってもいい事だと思います。

ノルウェーブログ by kokosera


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