焚き火の基礎の基礎から(火をつける編)
春だし、キャンプということで今回はキャンプといえば火の扱い。焚き火をするまえに火の燃え方の基本について書いておきたい。
学校でも家庭でも教えてくれないからね。文字だけでは伝えられないことも多いのだけれど、いちおう基本だけ言語化する。a b c の3ポイントで書くよ。
a. 火は小さいものから燃える
火は、小さいものや細いものから燃えるというシンプルな事実。微小、小、中、大の順番だ。これが原則。
だからまずは木のかけらを集める。で、少しサイズの大きいものを横に準備しておく。さらに大きいのもを横に準備しておく。
最初はマッチとかライターで木のかけらに火をつけよう。紙を燃やしてからつけるのが王道だけど、木のかけらを集めておいたらそのまま火がつくよ。
b. 火はうえにのぼる
火は下から上にのぼるんだ。これが基本。かけらについた火を上に向かって育てよう。昼間は明るいから火が見えにくいけど、じっくり見ること。
だんだんわかってくる。
僕はティピ型にたてかけて火をつけることが多いけど、そこは自由。急がず、じっくり火をガイドするイメージだ。微小、小、中、大とサイズをあげながら火を育てよう。
火は下から、上にのぼる。これを知っているだけで短時間に火をつけることができると思う。
BBQ行くひとは炭でも同じだからさ、これ知っとくとすぐに火がついて良い感じだよね。特に男性、ジェンダーを言うつもりはないけどどこかで「男は火をつける」って役割があったりするときもある。
コソ練習しておこう。さくっとさ、さりげなくパパっと火をつけたらかっこいいよね笑
c. 火は酸素でもえる
地味な知識だけど、火は酸素で燃える。酸化してるんだ。だから、火が弱くなってきたら息を吹きかけよう。
そのときは、優しくふきかけるのがよい。少量の息を細く長くふきかけるのだ。棒を使って吹くのも同じ理屈だ。長く、優しく吹くのがポイント。分かってたら棒も必要ない。長く吹くだけ。
これが分かると、おき火※1 を再度点火させるにも役に立つ。
火を保つにはお世話が必要だから、目を離すと消えかかる。そこに細くて長い息を吹きかけるとまたぼぼって火がつく。火の再生だ。
覚えておこう、火が弱くなったら息をふきかける。細く、長く、優しくだ。立ちくらみだけ注意しよう。けっこうクラクラくる。
まとめ
火は小さなものから点火させる。育てるときは下から上に。弱った火には細く長い息をふく。この3点。
地味だけど、大切な技術だ。ブッシュクラフト系をする人は木をこすりあげて火をつけたりするけど、好きならしたほうがいい。
アウトドア的な視点では、マッチとかライターから火を起こせるようになれば100点だ。次のステップはその火を維持することなんだけど、それはまた別の機械に記事にしたい。
さて、本日は晴れ。コーヒー飲んで、ストレッチして外でもお仕事しよう。
読んでくれてありがとう。ではまた
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