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空港の民間駐車場で気をつけること

先日、空港に車を1週間停めることになりある民間駐車場に車をあずけた。公式の駐車場より少し離れた場所にあり安い料金で駐車できるのは良いのだが、小さなトラブルにあったので記録しておきたい。

2,000文字くらいあるし、内容が小さなトラブルなので参考になるけど楽しくはない。もし楽しい内容を読みたい方は他の記事を読んでみてね。下に別記事リンクをのせておくよ。

空港にも正式な駐車場あり
1週間以上とかになると
料金もなかなか上がってくるよね
近所の民間駐車場は活用しやすいけと
今回はそこに注意するべきポイントがあった

今回の結論から言うと、1週間の旅の途中で駐車券を無くしたのだ。法外な料金を請求されたので対応した。それだけ。そこからトラブル風になった。そのときの流れは...

まず出張から返ってきて、ある地方の空港に戻ってきたときに駐車券がポケットに無いことにきづき、送迎バスのドライバーに「駐車券を無くしたのですが」と聞いたら「それは困りましたね」という曖昧な返事をされた。

「送迎バスと、民間駐車場はちがう会社なんで分からないのです」「よく分からないのですよね」と困惑した不思議な顔をしている。ちょっと気になった。送迎バスと駐車場が違う会社だから関係ないとは意味がわからない。

その後送迎バスが民間駐車場につき、その場所の管理棟へ相談に行くと無人。連絡先も書いてない。自動販売機しかない。平日の14時くらいなのでおかしな時間ではない。困った。駐車場のゲートの機械から出れないのだ。帰れない。

管理棟に人はいない。送迎バスの人は「見つかりましたかー」と聞いてくる。無くしたので無いのだ。ある種、僕の責任ではあるが悪いことしたわけではない。券を無くしたのだ。帰れない。困った。

一応、スマートフォンに券の写真データはある。僕はよく物を無くすので念のため撮影しておいた。

ゲートのところにインターフォンがあるだろうと思ってチェックしたらやはりあったので直通電話をかけてみる。

「駐車券を無くしたのですね、もう一度よく探してみてください。駐車券が無い場合は10,000円を精算機械に入れるとゲートが開きます」とのこと。ちなみに、この管理会社も駐車場とは別の会社であるとこのこと。

ここで気づいた。ある種、こういうビジネスモデルでもあるのだ。今回はトータルで2,500円くらいの駐車料金なのだが駐車券を無くしたときは10,000円の支払いになる。

無人の管理棟。情報なし。駐車場、管理会社、バスの運転手の組織はそれぞれ違う会社。支払いは機械。周りに人家なし。

なるほどーと思った。ここであきらめて10,000円を払う人は少なくないだろう。たしかにべつに支払うことは可能だ。地方空港から離れた場所に車を駐車させ、10,000円の支払いは良いビジネスモデルだ。

駐車場って便利
便利だけど、そこには落とし穴もあったりするかも

整理しよう...
a.駐車券を無くしたという罪悪感
b.10,000円という高いけど高すぎない設定
c.場所は地方空港から離れ、周囲に何もない広場
d.管理棟は無人、支払いは機械ゲート
e.送迎バスは駐車場とは違う会社であるとのこと
f.仕組みの感じから反社の社風を予感させる
g.ここまでのどうでもよいやりとりに疲れる

詰み。なかなか巧妙な仕掛けだ。

だが、僕は「これはおもしろい」と思った。このゲームをといてみたいと感じた。冷静に、丁寧にね。これもサードドア探し。答えが分からない問いだ。

こういうの社会のために良くない。2022年の現代にこういう反社会風な組織と方法があることが問題だ。

もう一度駐車場のゲートを良くみると、営業情報が細かい字で書いてある。きっと法律で表示義務があるのだろう。あるあるだけどとても小さい字で、最後に営業会社の会社名と電話番号があった。代表の名前も小さく書いてある。

保険と同じだよね、得意の細かい字。

さっそくスマートフォンで会社を検索。どうやら空港とは違う町にある中小企業。車で3hくらいの距離にある建設会社であり、キャンプ場も経営している。代表の名前でも検索。代表の親族が選挙に出た経験もあるらしいこともわかった。

地方の会社で、代々中小企業を経営しているファミリー企業の可能性が高い。

という情報を参考にしつつ、電話をかけてみた。事務の女性が出た。再度支払い機械に10,000円の説明はされたが、こちらの事情を伝えると「また調べて折り返しますので少しお待ちください」と言われて待たされた。

ここまでくると、送迎バスのスタッフが歩いてきて愛想をふりまいてきた。ここで返金もあるだろうな、と予感できた。おそらく会社からスタッフに電話があり僕の様子を伺っている可能性があるからだ。わかりやすい。

その後、約2分後に折り返しの電話があってその電話説明によると「出口ゲートの機械に10,000円入れたあと、その機械から出る領収書と写真撮影した駐車券をfaxで会社に流してくれたら銀行口座に差額を返金できる」と説明された。

決着。10,000円は入金するが、差額は計算して返金されるとのこと。

「それでお願いします」と言って手続きに必要なfax番号などの情報をメモしておいた。そして出口の機械に10,000円を入れて領収書を受け取ってから安全運転で自宅へ向かった。

当日に帰宅後、faxなど手続きをして余分な支払いぶんが銀行口座に返金された。

以上

車は便利だけど、多少のトラブルはある
良い社会勉強だ
常に答えはあるよ

まとめると、空港近くの安価な駐車場に車を停める。駐車券を無くし、お金を余分に請求されるが問い合わせをして差額を返金してもらったというお話。

正当なことは、言う必要があるという内容。きっとこの会社は今も同じことをしている。平和な日本も世知辛い感じになってきてるよね。ときどき注意しよう。

さて、今日は曇り。コーヒー飲んでストレッチしてからお仕事しよう。

読んでくれてありがとう。ではまた

こういう営業看板に会社名は小さく書いてあるよ
法律で表示義務あり
なお、こちらの看板はsample
今回の記事とは無関係である

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