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ネットワーク系のビジネスに注意

最近、リアルでもインターネットでもたまに知人からなんらかの謎の集まりに誘われる。僕はだいたい雰囲気で「あ、またこれか」とカンが働く。

それはMLM系ネットワークのビジネス(注1)だ。すぐ分かるから良いのだけれど巧妙に隠して近寄ってくる人たちがいるので注意したい。良い人たちほど参加しているのが気になる。

合法だし、個人が判断すれば良いがお金を損する人もいると思うので注意点を3つシェアしたい。下記が2つ以上あてはまったら注意だ。笑顔で去ろう。

a. 集合まえに何の集まりか教えてもらえない
まず、集まる理由が明かされない。どんな人が来るのかも教えてもらえない。ただご飯だけ食べるような感じ。

特に知り合ったばかりとか、付き合いの浅い人たちから誘われたら注意。学生だっていまどきそんな集まりがあるわけがないよ。

特に知り合いが1人しかいなかったら、それはもうネットワーク系ビジネスの可能性が高い。笑顔で去ろう。

b. 名前が本名ではない
集まるひとたちのリーダーが名前を教えてくれない。英語だったり、ニックネームだったりイニシャルを使っている。

そんな人は社会にはいない。どんなに良い人に見えても、気をつけたほうがよい。本名のあと、ニックネームで呼んでならokだけど本名で人づきあいしない人はもう過去がある可能性が大。笑顔で去ろう。

c. 独特のノリがある
集まりの理由が不明で、ゲストがニックネーム。集まりに独特のノリがある。これはもう危ない。

なんか独特な雰囲気があったら、何か分かるはず。共通の知人が怪しい、同じアプリを使っている。みんなで同じ商品の話しをしている。陰謀系の話しを良くしている、会計の時に謎のアプリを使う(全員同じアプリで聞いたことないもの)、不思議な儲け話しをする、などなど。さくっと笑顔で去ろう。

(ヒント)もし何か会社名とかキーワードを聞いたら、覚えておくこと。帰宅したらインターネット検索。会社とか組織のwebがみつかったら次に代表者の本名を検索。これで大体判明する。そこから先は探偵とかの仕事だから深入りはしないように。うっすら分かれば良い、近づかないのだから。

以上。

重要なのは、集まりの2回目に参加しないこと。初回は悪くない。でも2回参加したら仲間扱いだから。写真も同じ。2回違う日に写ったら仲間だよね。1回で見極めよう。

変わったものや人から適切な距離を取るのも技術だ。笑顔でかわして、煙にまいて距離をとろう。相手にストレスなく断るのもまた勉強だ。

誘ってくれた人は善意で誘っている。やがて気づくので、貴方が説得する必要もない。どんな組織のリーダーも何か理由があり覚悟と知識をもって動いている。あなたの時間は有限、距離をとるのが正解だ。

笑顔で去り、しばらく時間をおこう。

インターネットは拡張現実。社会に良い、悪いがあるのと一緒。インターネットにも良いと悪いがある。子どものころと同じ、小さなケガして学ぼう、できたらケガもしたくない。社会勉強だ、笑顔でかわそう。

「信じたいから、疑うのだ」

さて、今日も良い日だ。コーヒー飲んで身体を動かしてから、お仕事しよう。ではまた。

※MLM マルチレベルマーケティング。人から紹介され、紹介して物を販売するスタイル。違法ではないが、友人を無くすビジネスの代表例。インターネット検索してみよう。被害者が多く、成功者は少ない。

twitterにも多くいる。注意しよう。深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている。If you stare into abyss, the abyss stares back at you.

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