見出し画像

ほっかいどう暮らし36 お刺身を買いに札幌へ

室蘭出身のタケちゃん(40代半ば)が、最近焼鳥作りにハマり

画像1

4週続けて室蘭風焼き鳥(『焼き鳥』と言っても「室蘭焼き鳥」は豚肉と玉ねぎです)をご馳走してくれたのですが、さすがに5週目になると自分から

画像2

と言い出す。

そこでなぜか僕とコーイチさん(40代後半)の二人で「美味しいお刺身」を買ってくることになりまして…。

翌日の朝、コーイチさんの車で札幌へ向かいました。

最近コーイチさんは80年代辺りのJ-POPがお気に入りらしく、カーオーディオから角松敏生の曲が流れていました。

久しぶりに聴く角松敏生は軽やかで耳心地も良く「春先のドライブにピッタリだな〜」なんて思っていたら

画像3

なんて話をしながら、最初に向かったのは札幌市西区西野にあります「締めさば」の専門店。

北海生〆さば

画像4

「北海生〆さば」さんは2018年6月にオープンした、締めさばのテークアウト専門店。よく雑誌やテレビでも取り上げられる人気のお店です。

画像5

使われている「金華さば」は三陸金華山沖で捕れた最高級のさばなのだそうです。これを研究を重ねたオリジナルの酢につけて作られた締めさばは確かに美味しそう。

とはいえ

画像6

人気No.1の「金華トロさば スーパープレミアム極」は1枚 2,500円、次の金華さばでも1枚 1,500円もします。

「高いな〜」「さすがに締めさばに2,500円は厳しいか」「他の刺身も買うからな〜、ここは小さいのにしておく?」

などと二人でコソコソ話していたら、お店の人が

「やっぱり大きいやつが脂も乗ってておいしいよ」と声をかけてくれました。

それを聞いたコーイチさん

画像11

...スーパープレミアム極 2,500円お買い上げ。

そこから次に向かいましたのは同じ西区の琴似にあります「まぐろの専門店」

本まぐろ直売所 札幌琴似店

画像7

JR琴似駅徒歩圏内にある「本まぐろ直売所 札幌琴似店」さんは2020年6月オープン。

大阪に本店がある「まぐろ専門店」のFC店で、札幌市内には琴似店の他澄川店・イオン札幌西岡店があるそうです。

事前に「北海道じゃらん」の今月号をチェックしておいたのですが、「2021年3月31日まで期間限定で『じゃらん見た』と言って千円以上購入すると全品5%引き」となる特典が。

そこでコーイチさんに「会計の時僕が言い忘れたら、代わりに『じゃらん見た』って言ってね」と念を押してから入店。

画像8

さすが専門店、どれも美味しそう。

「生」とシールの貼られたものは当日切ったもので、それ以外は前日に切ったものとのこと。味にそんなに差はないそうです。

画像9

丼も気になりますが、特に気を惹かれたのが中央右にある「テール」。タイミングが良ければ「ホホ肉」などの希少部位も購入できるそうです。

ここは奮発して「大トロ」「中トロ」「赤身」を購入。レジでお金を払っていると、今まで黙ってまぐろを見ていたコーイチさんが突然

画像12

な、なぜカタコト!?

その後札幌市内の市場に寄って海老や帆立を買う予定だったのですが、予算オーバーのためそのまま帰途へ。

帰宅後「お刺身買ってきたぞー」と連絡すると、近所のオヤジ達がお酒を片手に集まってきました。

僕は翌日病院で検査の為採血があるので、さすがに今日は禁酒。烏龍茶持参で参加しました。

画像10

まずはスーパープレミアムの締めさば。これは今まで食べてきた締めさばとは別物のおいしさでした。

脂が乗っているのに脂臭さは一切なく、むしろ優しい酢の香りが脂の旨さを引き立てている感じ。身の食感も滑らかです。

「高い、高い」と言ったことを反省。十分値段の価値がありました。

画像13

本マグロの「大トロ」「中トロ」「赤身」。

「大トロ」「中トロ」は文字通りとろけるような美味しさですが、オヤジ達は赤身の美味しさに感動したようです。ちょっとお高いお店のお造りに出てくるあのマグロの感じでした。

美味しいお刺身をツマミにしばらくワイワイと盛り上がっていたのですが、ふと気がつくと

画像14

無意識に酒飲んでたーーー!!

おしまい。

お医者さんには「お刺身がとても美味しかったので、つい」って言い訳しよう。

無理か…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?