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地域包括支援センター保健師の年末恒例行事

師も走る12月。
地域包括支援センターも例外ではなく、イベントや行事が色々あり、忙しくなる。
とはいってもほとんど、包括業務ではなく施設関連業務で忙しい。
黒井は本当に包括職員なのだろうか…という気持ちになる12月。
そんな12月の包括業務をご紹介。

①忘年会

12月上旬から中旬に毎年行う忘年会。といっても、職員のではない。
よつば地域包括支援センターが所属している社会福祉法人は特養も運営しており、特養入居者の方のための忘年会。
80名ほどいる特養入居者に加え、そのご家族、そしてその日に利用しているショートステイの利用者さん。全員をホールに集め、それはもう盛大に行われる。(コロナ禍は自粛していたが)

包括職員含め事務方は準備も当日のお手伝いも大忙し。
まずは準備。
忘年会では、その年の振り返りをスライドショーで流す。このスライドショーの作成を行う。入居者の方の写真を特養職員から受け取り、いい感じにアニメーションもつけて作り上げる。普段特養とほぼ関わりがないので結構楽しい。
そして会場設営。健康教室など、日ごろから会場設営を行っている包括職員なのでお手の物。
準備の最後は厨房さんのお手伝い。行事の料理は気合が入っており、作るのに時間がかかるため、微力ながら包括含め事務系職員もお手伝い。
そして当日。
当日は入居者の方をホールへ誘導するお手伝い。
また、家族が来れない入居者の方の近くに配置され、誤嚥がないか見守る。
普段の様子を知らない人に見守りを任せても大丈夫なの…?何かあったらどうしよう…といつもドキドキしながら見守っていた。
準備は大変だけれど、みんなでワイワイと楽しく過ごせて嬉しい。

②クリスマス会

忘年会が盛大に行われる分、クリスマス会はささやかで、ケーキを食べる程度。
クリスマス当日、事務所にケーキが届くので、特養やショートステイに配り歩くのが包括職員の仕事。
でも、施設長はちゃんと職員の分まで頼んでくれる。
午後のおやつ時に事務所全員で食べるクリスマスケーキ。
クリスマスの出勤はちょっとだけラッキーな気持ちになれるので好き。

③年賀状

よつば地域包括支援センターでは、自分の受け持っている担当の人に年賀状を出している。どんな人に出しているのかは以下の通り。
★元気なひとり暮らしの方で、年1,2回しか訪問がない方へ包括を思い出してもらう
★介護予防プランで定期的に会っており、これからも関わっていく必要がある人への挨拶
★その年お世話になった介護関係の事業所
★地域のキーパーソン(区長さん、民生委員さん)
★地域のお店で高齢者の見守りに協力してもらっているところ
このような方たちに向けて年賀状を書く。
一言一言書いていくので、結構時間が取られる。
しかし、思った以上に喜んでもらえて印象にも残っている様子。
頑張ったかいがあって嬉しい。

④大掃除

施設の大掃除では、事務系職員がみんなの共用部分を掃除する。
特養などの職員は自分の担当居室を掃除するということで免除されているのだが、入居者の方の居室掃除は通常業務の範囲内であって、大掃除ではないのではといつも思っていることは内緒。
そうはいっても、事務系職員に割り振られてしまっているので、エアコンのフィルター掃除や窓ふき等色々な場所の大掃除をみんなで頑張っていた。(特養職員がそんな時間取れないのも十分わかりますし…)
施設の掃除の後は社用車。
といっても、包括の職員がやるわけではない。
車で5分ほどのガソリンスタンドに持っていって洗ってもらう。
ついでにスタッドレスに履き替える。
(めったに雪は降らない地域だが年1,2回は積もるので念のため)
洗車やタイヤ履き替えの作業自体はやらないけれど、作業時間が1時間以上かかることもある。待っていられない。なので、社用車2台でガソリンスタンドへ行く。そして作業してほしい1台は置いて、もう1台で帰ってくる。
つまり2人いないと対応ができないので、ちょっと大変。
そんなこんなで年末の大掃除も無事終了。

⑤餅つき

12月の行事もあらかた終わり、いよいよ年の瀬。
最後の行事が餅つき。
施設内のホールで行われ、特養の入居者の方たちが見に来てくれる。
そしてつきたてのお餅を入居者の方たちに食べてもらうのが恒例行事。
ちゃんと吸引セットを近くに置いて見守る。
職員としては詰まらせないかドキドキするけれど、お餅が好きな方も多いので、できるだけ食べられるようにサポート。
どうしても嚥下状態等の理由で難しい場合はソフト食のお餅で対応していた。
包括の仕事としては、みなさんが食べる、このつきたてのお餅を1人分ずつちぎること。ひたすらにお餅をちぎる機械と化す。
つきたてのお餅を型に入れて鏡餅も作るのだが、表面までを綺麗に作るのは職人技。なので鏡餅だけはベテランの職員が対応していた。
この行事も、もちろん職員たちも思う存分つきたてのお餅を堪能できる。
とてもおいしく、幸せ。

ほとんど施設の行事だけれど、楽しいイベントが多い12月。
(特に食べるイベント多いので食べ過ぎ注意)
そんなこんなであっというまに今年も暮れてゆくのであった。

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