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藤江屋分大のめで鯛もなか

藤江屋分大があるのは兵庫県明石市。
明石近郊の食の台所として栄える人気の観光スポット、『魚の棚商店街』から徒歩1分ほどの場所にある。JR明石駅からは5分くらい。

なぜ私が藤江屋分大さんに行ったかと言うと、どうしても「明石もなか」が食べたかったのだ。


以前、職場でいただいて美味しさに感動した。
その時これを手土産に持ってきてくださったのは某百貨店の方だった。全国の厳選された美味しいものが集まる百貨店の眼力を私は信頼している。百貨店の方が手土産に、と持ってきてくださったのだから間違いなく美味しいに決まってる!
と、食べる前から期待は高まっていた。
それだけハードルを上げても期待を裏切らない美味しさだった。


また食べたいなぁ、と思っていた矢先、明石に行く用事があったので(無理やり用事を作った感もある)行くしかない!と、スキップして行ってきた。

藤江屋分大は1818年創業の明石の老舗の和菓子店だ。200年以上伝統の味を守りつづけているという。
創業時から作られ続ける丁稚羊羹や、季節の和菓子が地元の方から愛されている。

そしてもう一つ、人気の定番商品が「明石もなか」だ。
3種類あってそれぞれ形が、鯛(こしあん)、蛸壺(粒あん)、短冊(抹茶あん)でかわいい。
こだわりだと言う「餡」は、どれも上品であっさりとした甘さなのだけど濃厚なのだ。

私は特に鯛の形のこしあんが気に入っていて、丁寧な仕事がされているだろうと想像させられるほど舌触りがなめらかなのだ。
あんこがはみ出てるのもいい。

かわいくて美味しいこのもなかをハレの日の手土産にぜひぜひ持って行って欲しい。
週末はお店の奥にあるお茶室でイートインもできるそうなので次回はぜひ利用してみたい。




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