見出し画像

家族の行方。

家族円満の秘訣は、自分だった。


その頃、常にわたしはイライラしていた。


長女が3歳の頃は、

毎日のように怒っていたのかもしれない。


必死すぎて覚えていない。


5歳になった今、

「3歳の時のママ怖かったなー」と言われた。


たしかに。



よく分からない「何か」に、

毎日せっつかれていたような気がする。


遅くても21時は寝かせなきゃいけない

ダメと言ってはいけない

絵本を読みたくない

寝たい、今すぐ

片付けしてない

洗濯してない

お風呂めんどくさい

布団洗わなきゃ






1人で勝手に焦っては、

できないことにイライラして、


最後には家族に八つ当たり。



申し訳なかった、心から思う。





働きながらのほぼワンオペ育児から、

夫が在宅ワーカーになった事で、

わたしの心に余裕がうまれた。




そして夫の言葉が、

自分を取り戻すきっかけになった。



「俺も長女も性格的に色々受けとり易いから、

プラスもマイナスもすぐ伝染するんだ。」


「ママがハッピーだと、

家族がハッピーなんだよ。」




聞く人によっては、

プレッシャーになるかもしれない。


私のせいで、

家族の雰囲気が悪くなるって事?とか、

じゃあ私はずっとニコニコしてなきゃいけないの?とか、


この言葉だけ聞いたら、

思うかもしれないけど、


わたしには、良い意味で心に残っている。




2人にちゃんとしてあげたくて、

必死になってたけれど、

そのせいで自分がイライラしてたら意味がないことに気づいた。



期待に応えたくて、

理想のママになりたくて、頑張ってたけど、

結局できなくて、


ダメな人間だって落ち込んでたら、

意味がないことに気づいた。


そういえば、

そんな気分のとき限って、


長女は機嫌が悪い。


私が笑ってるときに、

泣きわめくことは無かったことを思い出した。



だから、わたしは自分のことを一番に考えていいと言われた気がした。

自分がハッピーになることをしていいんだよと。


それが、最終的に家族の幸せにつながるんだと。


そう思ったら、

あれこれ2人に何かしようってもやもやすることもなくなって、

やりたいときにやる。

やりたくないときはやらない。


楽しそうなことはする。

つまらなそうならしない。



全部が全部そうはいかないけど、

前よりずっと楽になった。



自分が落ちこぼれだと思って、

自信のない気持ちから、

自分を必要としてくれている人がいると、

気づかさせてくれた。


そんな場面を思い出しながら。


画像1

"勝手に…自分は無力で

足手まといだと

二人はそんなこと

思ってなかったのに"


進撃の巨人 第10話 「左腕の行方」より引用


画像2



まだまだイライラするときはあるけど、

家族円満は、自分でつくる。


楽な気持ちで。








この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?