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初めてオンライン講義を受けて分かる、皆様(同期や学生)の置かれている状況や立場について


遡ること2日前、大学院の講義が初めて「オンライン開催」となった。「対面での講義」が中心の大学院とされているだけに、この通達により私の心は「歓喜の舞」で満たされていた。というか、この台風渦中での通学は普通に殺人である。


オンライン講義の難しさについて言及すると、よく取り上げられる問題として、教授や他の学生とのコミュニケーションの制限が指摘される。※特にディスカッションや質問への参加が難しくなる場合があります。



さらに加えると、オンライン環境では自己管理と時間管理が重要になります。自宅やオフィス等、一般的な学習環境とは異なる場所で学習しなければならないため、集中力やモチベーションの維持が課題になることもあるのです。例えば、コーヒーを途中で買いに行くことはできないし、ブレイクアウトルーム中にトイレは行きづらいから、相当な準備が必要。(これは私だけかもしれない笑)


ビデオ停止する生徒は、教授に何度も当てられてました笑


いろんな仕事をしている。子供がいる。でも、大学院に通う。


そうそう。今回の講義で印象深かった点と言えば、皆様の置かれている状況がリアルに分かったことである。例えば私の学部には医療従事者も在籍しているのですが、ZOOMの背景は勤務されている診療室だったり、病院の控え室だったり笑(→勤務中に授業を受けてるじゃん!という驚きが隠せないw)



そうかと思えば、子供の運動会に参加しながら、背景をボカして参加している方もいた。(背後から保護者の歓声が聞こえていて、めちゃくちゃ笑ってしまったが)


置かれている状況は様々だが、誰しもが「何とか時間を捻出して通学している実態」が明らかになったと言える。子供もおらず、会社との往復で疲弊している自分は情けないのなんの...。笑


経営組織論から学ぶ、モチベーションの向上要因とは?



組織論の評価については、MBAの講義の中でも重要なトピックの一つと言えます。現在学習している組織論では、組織の構造や文化、リーダーシップ、変革管理などに関する理論や実践について学んでいます。


科学的管理法(Scientific Management)

科学的管理法は、効率性と生産性を重視するアプローチです。組織内の作業プロセスやタスクの効率化、労働者の能力向上などに焦点を当て、科学的な手法とデータに基づいた管理を追求します。

特徴として...。
1. 効率と標準化:科学的管理法では、作業プロセスやタスクを科学的に分析し、最適な方法や標準化された手順を確立することで、生産性と効率を向上させることを目指します。

2. 労働者の能力向上:労働者のスキルや能力を高めるためのトレーニングや教育への投資が重視されます。労働者がより効果的に仕事を行い、生産性を向上させることを目指します。また成果に基づく評価と、これに見合う報酬制度を設けている点も特徴です。


科学的管理法概要


人間関係論(Human Relations Theory)



人間関係論は、組織内の人間関係や社会的要因が組織のパフォーマンスに与える影響に焦点を当てます。このアプローチでは、従業員の満足度やモチベーション、チームワーク、コミュニケーションなどが重要視されます。

特徴として...。
1. 個人の感情やニーズへの配慮:人間関係論は、従業員の感情や人間的なニーズを重視し、それらの要素が組織のパフォーマンスに影響を与えると考えます。

2. グループダイナミクスの重要性:人間関係論では、チームワークや相互作用に注目し、良好な人間関係を築くことで生産性や満足度が向上すると主張します。


ホーソン実験概要


テイラー的考えですが、昔は報酬(経済的対価)があれば、働く意欲は上がると言われていたけれど、感情を有する人間はそう上手くいかない。


もし自分が「一定のノルマさえクリアしていれば報酬を与えられる」単調な仕事に従事していたら、どう思うだろうか?


楽しいのか。やり甲斐は?



そんな歴史的背景・疑問から生まれたモデルが、人間関係論。(ホーソン実験やマズローの欲求階層など)


モチベーションや生産性等、組織論の学習は歴史を交えて解説されることが多いから、非常に面白い。「昔の人は、やる気を維持するのが大変だったんだろうなー。」とか、勝手に思っている。


エビくんが非常に美味しかったよ。


オンライン講義を乗り越えた褒美として、我が家の大蔵省(=妻)はご馳走に連れて行ってくれた。これもまた大学院に通うモチベーションであり、ふと、妻の戦略にハマっていることに気づくのであった。終

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