誤字脱字は優れた記事を台無しにする
皆さん、記事を書いた後に「校正」ってしっかりされていますか?
厳密には「原稿と印刷した校正刷り(ゲラ)を照らし合わせて、誤字脱字や文字の間違い、体裁における不備や不足個所を正す」ことなんですが、ここでは簡単に「誤字脱字チェック」としましょう。
ちなみに似たような言葉で「校閲」がありますが、こちらの意味は「しらべ見ること。他の人の文章・原稿などに目をとおして正誤・適否を確かめること」。
つまり、校正が誤字脱字チェックのみなのに対して、校閲は「原稿の内容が事実と合っているかを確認する」ところまで行う作業です。
仕事柄校正をする機会が多く、鍛えられたのか誤字脱字は割と見つけられる方なのではないかと個人的に思っています。
気を抜いて本を読んだりテレビを観ていても見つけちゃったりします。
▼誤字脱字が読者に与える印象とは
すごく面白くて文章に入り込んでいたのに、突然の誤字で集中力が途切れて、一気に現実に戻ってしまう…
良い記事であればあるほど、本当にもったいないなと思うんです。
誤字脱字があると、集中力が途切れるだけでなく、その記事の信ぴょう性まで低いと思わせてしまうことはないでしょうか。
誤字脱字がある=投稿する前にしっかり読み返していない=やっつけで適当に書いたもの、という印象を与える場合があります。
もちろんそんな気持ちで書かれている方はいないと思いますが、丁寧に大切に作られたと感じられる記事の方が、読んだ後も気持ちがいいと思うんです。
適当に書かれたように感じたら、「スキ」も薄れてしまいますよね。
▼良い記事こそ最後の“仕上げ”まで大切に
校正はいわば「記事の仕上げ」です。
すごく良い記事が書けた場合は、特に念入りに仕上げを行うことが大切です。
いろいろと調べたり考えたりして、時間をかけて丁寧に作られた素晴らしい記事。一人でも多くの方に読んでもらって、たくさん吸収してほしい。感動してほしい。そう思いますよね。
それであればこそ、チェックすれば未然に防げるものをおろそかにするのは本当にもったいない!
いくら読み返しても自分で気づかない誤字脱字はもちろんあります。私も後から読んでびっくりするようなことは結構ありました(笑)
それでも、やはり何度か読み返すことはおすすめです。
誤字脱字のほかにも、より良い言い回しや表現を見つけたり出来ますので、さらに良い記事にすることも可能ですよ。
▼誤字脱字は文章を読むことで慣れていく
何度読み返してもどうしても誤字脱字を見逃してしまう…
その場合はたくさん文章を読んで慣れていくしかないですよね。
文章の中に誤字脱字があったとき、パッと見ただけで「なんか変だ」と感じることがよくあります。
一文字一文字読み込んでもなぜか見逃すことはありますが、ある程度の塊で見たときに「なんか変だ」と感じ、そこを注意して改めて読んだら誤字脱字を見つけた、というのがだいたいの流れです。
もちろん最初からそんなことが出来たわけではなく、単純に数をこなしたから出来るようになったのだと思っています。たくさん文字を読めば危険の回避率は上がるのだ!
▼今回のまとめ
誤字脱字は…
・「やっつけで適当に書いた記事」という印象を与える
・投稿前に読み返すだけで防いだり、より良い記事に出来る
・発見するには、とにかくたくさん文字を読み込むべし
ということで、誤字脱字はデメリットしかありません!
投稿前に読み返すだけで防ぐことは出来ますので、ぜひ良い記事が書けたときこそ念入りに校正してみてくださいね。
(偉そうに語ってますが、私の記事で誤字脱字を発見した際には、遠慮なくご指摘ください…そのままの方が恥ずかしい…)
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