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PTSDショック!貧乏人に治療は贅沢?

(昨日書いた記事です。
この記事では虐待のフラッシュバック&侵入思考に耐えきれず私はパンチバッグ相手に暴れます。
めちゃくちゃ暴れています、暴言吐いてます、憎しみの塊になっています。
親にされたことも描写されています。
苦手な方はお戻りください…)


先日、私の抱えるPTSDが重すぎて今のクリニックで対応できないからとよそのクリニックを2つおすすめされました。

1つは『EMDRをやっている』とホームページにのせていた女医さんのクリニック、問い合わせた時点で予約は出来なくなった。
『もう、EMDRはやっていません。たぶん力にはなれないので○○○ってところでやってもらったらいかがですか?』
私は訊いた、
『○○○さんは保険適応ですか?』

『保険適応外です。適応内だと…やってるところないですね…』

そもそも、こちらのクリニックは発達障害お断りだったため、私は患者としての資格すらなかった。


月の収入が9万円。

さぁ、どうやって保険適応外の治療を受けられる?


もう一方のクリニックは『理事長先生以外の日でお願いします』とはっきりお伝えして、理事長先生以外の日を初診にしてもらった。

なんと、問い合わせたとき始めは『一番早くて…理事長先生の日なら初診受けられますよ?』
なに、そんな因縁じみた話あるか!
う〜ん。

私は冷静でいられる自信がなかったので、他の日にしてもらった。



もし通うことになったら、私は就労Bだけではなく、一般の内職もしなくてはならないと思っている。

交通費が賄えないのだ。

だから、県の内職センターの電話番号をゲットしてきた。





午前のパソコン入力中に、今日は涙が止まらなくて、断念した。


何にもない…って…こういうこと…か……


夕方に侵入思考、フラッシュバック。
……喉の奥から悲鳴や罵声が捕鯨用の銛のように高く飛び出していった。

これも波があって、静かになったらまた



いやぁぁあぁっぁあっーっ!!



キヤャァァァァアーーー!!


めて、やめて、やめてやめてやめて、
静かにして、しずかに、
いやぁぁぁぁぁっ!!


キャーーーーぁぁぁぁっ!!!




夜逃げしてから、ここまで酷い侵入思考は、就労継続支援A型事業所で起こした激しめのヤツと今回くらいだ。



上の階と下の階と隣部屋がいないのをいいことに、私は止められない叫び声も自分に許した。
はじめて叫ばせてあげた。


助けて助けて助けて助けて助けて助けて…

涙と鼻水で窒息しそうになる。

ゴボッ…





暴露療法後の腰の抜け具合はよく知っていたから、EMDRを希望していたけれど。

まるで、働けない貧乏人が受けられる治療じゃないんだよ!!

そんな風に突き放されたように感じた。
(EMDRが普及しない、いや減った理由は次回述べる)


PTSDで死んだりしないから、治療は贅沢とでも言うのか?


…死んでるよ?
何人も何人も死んでる。




私は日本のPTSD治療がいかに遅れているか、思い知った。



いま、明日、起きられる範囲で鎮静剤ブチ込んだ。

睡眠導入剤も入れた。

近所迷惑になる。



パソコン作業を諦めてから、

日中は性暴力の記憶が、

親にされたことの記憶も、

いやぁァァァァァァァァァッッ!!

ドッバァーッと思考を塗りつぶしやがった。



私は急いで、パンチバッグをクローゼットから取り出し、息で3分で膨らませた。
夜逃げしてから一度も出していなかったやつを。

『キサマァ!おんなじことしてやるよ!よくも首絞めやがって!!!
娘を殺すつもりなら作るんじゃねぇよ!』
バシッ!ドガッ!
ドシンッ!バシッ!
飛び蹴り回し蹴りビンタに右フック、ストレート、背負投げ!!

ビターンッ!

『なぁに伸びてんだよ?!ああん?
てめぇちゃんと立っとれドアホが!!
はぁ?まだに決まっとんだろが!!

あんたは自覚がないんだよ!!

みんな殺しちまいやがって!!』

バシッ!
ビターンッ!!

『誰が見逃してくれたから、アンタら生きてられるんだい?!』
『アンタたちなんか、殺そうと思ったらいつでも殺せたんだよ!!』

毎日あたしが作ったメシ食ってよぉ、鎮静剤や導入剤、入れようと思ったら入れ放題だったのに。
延長コードで首絞めてやれたのに!

アタシはやらなかったんだよぉおっ!!


キサマ等と同じにはなりたくなかったんだよ!!


お前らなんかを手にかけるほど馬鹿じゃねぇよ!

物理的には殺せたんだよ!!

お前らなんか!!


ビリビリと顔面に痛みが走る。

…っ変わる対象が変わる!

来るっ…

顔のない男。

お前…も…殺してやる!!!

パンチバッグを背負いあげて、思いっきり床に叩きつけた。
首でもへし折れ!!

数ヶ月前にテメエの名前、思い出しちまったんだよ!!

くそっ、ずっと忘れていたかった!

ミドルキックを入れまくる。

潰れろ潰れろ潰れろ!!

11年も出来事を思い出せなかった。
名前は15年経って思い出せた。

くっ…

振り向く。

オメェ等も同罪だぁぁぁっ!!

みんな殺してやる!!

パンチバッグが自立できないくらい、私は素手と素足で殴りまくり蹴りまくり、

『死ぃぃねぇぇぇぇええっっっ!!』


ざけんなぁ!

人を人と思わないなら、こっちもお前らを人間とは思わねぇ!!

全部、引きちぎってやる…


『殺してやるっっっ!!』


ははは…

はは…

私は憎かったんだね…

親たちも、

犯してきた男たちも…


私の頭の中は殺意しかなくなった。


自分のやったことが、やられた側の人生をどこまで奪うか?

考えたこともない馬鹿どもが!!


このゴミクズどもがぁぁぁぁっ!!

パンチバッグを背負い投げようとした。


窓ガラスに映った私の顔は、般若だった。

目を見開き、
眉を釣り上げ、
口は両脇までガッと裂け、
瞳孔には光はない。



…あの女の顔だ。



一番なりたくないものだった。



私は、汗を拭き。

パンチバッグをしまった。


その夕方、侵入思考とフラッシュバックの大波が押し寄せた。

今さっきまで止まらなかった。


………ぇぇぇぇぇぇぇーっっ!!

いぃいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!

あ"―――――――――――!!!




絶望。


その二文字が眼の前に浮かんでいた。



涙で前が見えない。


同時に口元は笑った。



殺意の爆弾だな、あたし。

よく爆発させなかったよ。

エライよ。




貧乏人に医療をうけるチャンスはあまりない。

くそっ、もう戦えねぇけど。


怒りの炎はしっかり燃えていた。






合うかどうかわからないが、来週、とりあえず新しいクリニックに、お邪魔します。


火事場の馬鹿力なのだろうか?
普段はこんなに身体は動かせない、痛くて。

憎しみにかられると、痛みを感じなくなるのかな…。


そして、私にはストレス解消にならない。

殴ったり、蹴り飛ばしたりは合わない。

結局、罪悪感との戦いになるから。









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