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結果主義で行こう。

過程も大事。結果も大事。
ちゃんちゃん。。
という中道的な話ではない。


1


カタールW杯で日本が強豪国に勝って、コスタリカやクロアチアに負けて、結果がいかに大事なのかを痛感させられた。

勝ったら絶賛、負けたら批判の嵐を目の当たりにして結果の強さを実感した。もちろん全員が全員じゃないし、勝っても負けても試合の中のここがよかった・ダメだったと評価する人もたくさんいる。でもやはり結果次第でそれまでの過程の評価が左右されるんだなという印象だった。

サッカーは全くの素人で今まで熱心に見る方ではなかったが、本田圭佑さん達の実況が面白いのもあり、今年はリーグ戦からずっと観戦していた。やはり負けると、批評ムードで「結果論なんですが、〜」という話になり、この「〜」にはプレーのダメ出しや反省点が入る。勝てばここが良くなかった、なんて話は皆無になる。


2


サッカーって1点を取るだけでスゴいことで、その1点の価値が他のスポーツよりも大きい。だからこそ1点を取れば、どんな形であれ褒め称えられる。口の悪い言い方だが、その1点は偶然でもいい。もし1点を取られたら、その逆が待ち受けている。偶然でも同じこと。

「偶然は必然」として捉える見方がある。
すべての偶然は今までの練習・努力があったからこそ生まれた必然だという見方。その場合、それは結果論で、結果次第で、過程の良し悪しがなされるということになる。つまり結果が大事ということになる。


3


そもそも結果ってなんだろう。
過程と何が違うんだろうか。
だって結果は過程にもなる。

例えば試合に負けたとする。負けという結果を受けて、練習により一層励むようになったとする。それで次の試合に勝ったなら、あの日の負けはこの日の勝ちの過程として扱われる。「終わりよければ全てよし」の理論で、過去の結果は現在の結果の過程に加わり、全てはポジティブに受け止められる。

結果の反対語として過程がよく用いられるが、過程も結果の一部のようだ。1つに連続した結果の先頭を結果と呼び、それより後ろの結果全てを過程と呼んでいるだけだ。結果が結果を引き連れている。その先端にいる結果次第で、後ろの結果の意味は変わる。

だから今という結果を大事にしたい。
毎日の1分1秒の結果を大事にしたい。


3.5


エンデヴァーの結果

今の結果次第で過去の結果の意味が変わる。
だけど結果自体は変わらないことも気に留めないといけない。

No.1ヒーローに成り上がったエンデヴァーも
過去に家族にしたヒドイ仕打ちが消えるわけではない。

結果の意味は人によって異なる。
新しい結果で古い結果が変わるわけではない。

それでも今できる最善の結果を出そうとするエンデヴァーの姿は格好良い。



4


人の思考や行動は、基本的に形にならない。
後で触れたり、見たり、聴いたりすることができない。
それを憂い恐れている。

こうしてnoteを書いてるのは、そのためかもしれない。

記録に残して、後で形を見返せるようにしている。
結果が在ったと、後で確認できるようにしている。

記録を誰かが見ることで、記憶に刻み、自分の跡を残している。
結果の証人を増やしている。

それもこれも自分を信用したいからだと思う。
自分の人生の中身を詰まったものにしたいからだと思う。
前に進むための自信になるからだと思う。

そのための結果。


4.5


余談だが、ドクターヒルルクの言葉を思い出した。

人はいつ死ぬと思う・・・?

心臓を銃で打ち抜かれた時・・・ 
・・・違う
不治の病に犯された時・・・
・・・違う
猛毒キノコのスープを飲んだ時・・・
・・・違う!!!

人に忘れられないために結果を。
死なないために結果を。出したいのかもしれない。


5


「結果」を「出す」。
「結果」は「アウトプット」
と言い換えると分かりやすい。

こうしてnoteを書くこともアウトプット。
人に何かを伝えることもアウトプット。
人に教えることもアウトプット

作ることはもちろんアウトプット。
でもそれだけじゃない。

大きく見れば、
人と話すだけでもアウトプットになる。
人と会うだけでもアウトプットになる。
自分が動いているだけでもアウトプットになる。

どんな形であれ、体が止まらなければアウトプットになる。
どんな形であれ、結果を作ろう。

結果主義で行こう。


5.5


ちょっと面白いことに気づいた。

さっき、
「結果はあとで見返すためのもの」
「結果はあとを残すこと」
みたいなことを書いた。

変換する時に、「あと」という言葉もあった。

これらの訓読みが同じなのは意味が共通しているんじゃないかと気づいた。

あと」、「あと」、「あと
あとに残るから、あとというのかもしれない。
あとは見方によっては、あとなのかもしれない。

黒歴史、デジタルタトゥー、みたいなあと

それは失敗のあと

結果が少ないのはそんなあとが付くのを恐れているから。

失敗を恐れて何もしなければ、失敗もなければ結果もない。

エジソンはたくさんの結果を出したからこそ、成功した。


6


結果はアトを残すこと。
結果はアウトプットしなければ生まれない。

結果の評価は気にしてはダメだ。
結果は次の結果の過程にすぎない。

結果は更新される。
一番最新の結果次第で、過去の結果の意味は変わるんだから恐れずにいこう。

終わりよければすべてよし

塞翁が馬

やっぱり、結果主義で行こう。
今日の結果を作っていこう。

どんどんシュートを打っていこう!



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