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徳川と武田が争った城とは?

こんにちは♪hm384352です!
今回は信長の城郭・城下町では無く徳川家康関連についてお話していきます!

皆さんは現在放送されている大河ドラマ「どうする家康」ご覧になっていますか?
主演が嵐の松本潤さんでその脇を堅める俳優陣も豪華ですね!
この大河ドラマは家康があらゆる「どうする?」って場面を悩みながらも成長していくお話です。

今日はそんな家康が信長の同盟関係であった頃にあった戦い、それは高天神城の戦いです。この戦いは徳川氏と武田氏の争いに徳川氏からの援軍要請を受けた織田信長が参戦するものです。

戦いの詳細については次の記事にするとして、それでは戦いの舞台となった高天神城についてお話していきましょう!

高天神城は遠江国城東郡土方(ひじかた)、現在の静岡県掛川市にある山城で1番高い所で標高は132mです。国の史跡で続日本100名城にも選ばれていますが、築城年や築城主など明確なことは分かっていません。

一見、普通の山城ですが小規模ながら山城として堅固さを誇り、戦国時代最も強かったと言われる甲斐の武田氏と後の世で江戸幕府を開く三河の徳川氏が激戦を繰り広げた地です。城の築かれた鶴翁山は北に東海道、南に遠州灘を望む要衝であり「高天神を制するものは遠州を制する」とまで言われた歴史的に重要な城でした。
また優美な山の形から鶴舞城の別称を持っています。ちなみに天守は造られず城は天正9年(1581年)に廃城となっています。

遺構としては石垣は無く、多くの土塁が曲輪の周囲を取り囲み、掘割が設けられていました。
そして高天神城は現在国の史跡となっているため、綺麗に整備されています。従って土塁や堀切、郭・曲輪は保存状態も良く残されています。

以上が城の概要です。いかがだったでしょうか。
それでは次の記事でこの城を巡る徳川氏と武田氏の戦いを一緒に見ていきましょう!


本丸址の城址碑

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