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山根博士のスマホ取材の裏側

香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)ですがネタがあれば適時増やします。
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2022年5月の記事一覧

アスキーの連載が600回到達。501回からの100回分記事を振り返る

アスキーの連載が600回到達。501回からの100回分記事を振り返る

アスキーの「山根博士の海外モバイル通信」が2022年5月26日公開分で連載600回となりました。600回目のネタはeSIM非対応のスマートフォンをeSIM対応にしてしまう謎カードのお話。

1年54週ですから、600回は約11年で到達。ここまでくると1000回まで行きたいのですが、あと400回は7年半かかります。そのころまで現役でいられるかわかりませんが「アスキー連載1000回までは仕事続ける」を

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ファーウェイからMatePad Paper日本登場!電子ペーパー手書きタブレットは買いか

ファーウェイからMatePad Paper日本登場!電子ペーパー手書きタブレットは買いか

ファーウェイが2月のMWC 2022で発表した「MatePad Paper」を日本でも発売すると発表しました。実は自分は電子ペーパーデバイスマニア、とまではいきませんが、電子ペーパー大好きw なんでしょうね、性能とか機能じゃなく「新しいディスプレイ」に何かを期待しちゃうのです。ちなみに古くはクアルコムの「mirasol」にワクワクしたものです。

MatePad Paperはなんといってもファーウ

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スマホの明日を知るならSID(Display Week)に注目

スマホの明日を知るならSID(Display Week)に注目

スマートフォンはSoC(統合チップセット)と共に進化します。でもこれからはSoCだけに注目すべきではありません。スマートフォンの使い方、アプリケーションの進化と共にディスプレイの形状も進化が進んでいるからです。そもそも「1枚のディスプレイに1つのアプリ」これが何年も続ていることが本来は不思議なのですが、今のディスプレイサイズではPCのようなマルチウィンドウ環境は難しいのも事実。とはいえ折りたたみス

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シャオミが日本でRedmi Note 11 Pro 5Gまで出したのでGMにいろいろ聞いた

シャオミが日本でRedmi Note 11 Pro 5Gまで出したのでGMにいろいろ聞いた

シャオミは日本にRedmiを次々と出してきますね。まるでインドかって思っちゃうようなペースですがw まあ日本はアップル大好きな国ですし、日本の老舗メーカー・ブランドも根強い人気があるので、コスパ(「安い」ではなく)で勝負をかけるのにRedmiを重点的に出していくのでしょう。Redmiは「コスパモンスター」ですから、今の日本への攻め方としては最適なシリーズです。

てなことで今回もシャオミの東アジア

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ソニエリより前「エリクソン」のスマホや携帯を大量に譲ってもらった

ソニエリより前「エリクソン」のスマホや携帯を大量に譲ってもらった

今のスマートフォンは正面からみるとどれも同じように見えてしまいますが、まあ「画面を見ること」がスマートフォンの使い方なので仕方ないことでしょう。LGのWINGのように「T字」変形するような変態モデルはなかなか出しにくいところです。

一方、スマートフォン黎明期、そしてスマートフォン以前の携帯電話は、10キーを押して通話することが主な目的だったので、ディスプレイの形はどんな形であれ数字や文字が表示で

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BALMUDA Phoneのメジャーアップデートでエンガジェ矢崎元編集長が登場w

BALMUDA Phoneのメジャーアップデートでエンガジェ矢崎元編集長が登場w

名前が出るたびに多くのレスがSNSに流れる「BALMUDA Phone」。発売後最初となる大きなアップデートが行われます。新しいシステムフォント(AXIS Balmuda)の導入、画面スクロール時の感度の向上、カメラUIとシャッター速度の改善の3つが改良点。説明会が行われ実際に触ってみましたが、細かい部分がより使いやすくなったと感じました。

自分は実際にBALMUDA Phoneを購入してサブ機

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AQOUS R7の実機を触ってきた。完成度はかなりアップ、製品版を早く触りたい

AQOUS R7の実機を触ってきた。完成度はかなりアップ、製品版を早く触りたい

シャープが5月9日にオンラインで新製品発表会を開催。AQUOS R7が発表されました。新しい1インチセンサーを搭載、シングルカメラで全シーンをカバー、ポートレート撮影強化、そしてもちろんライカとコラボ。去年のAQUOS R6も1インチ&ライカで大きな話題になりましたが、名前やスペックだけが先に走ってしまったような状態。まあたしかに画質はいいものの、本体の操作性や仕上げも含めた総合的なバランスを考え

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Gioneeよ、スマホ再参入はやっぱり駄目だったか

Gioneeよ、スマホ再参入はやっぱり駄目だったか

Gionee(ジオニー、金立)というスマートフォンメーカーを知っている人は今ではもう少ないかもしれません。2010年代にはOPPOと「世界最薄スマホ」を競い合っており、2014年に発売した「Elife S5.1」が5.1mm厚でギネスにものりました。ちなみに2013年発売のソニー「Xperia Z Ultra」は6.3mmで、今見ても薄いスマートフォン。このころは「薄さは正義」という時代でした。

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フィリピン、インド、タイ。マイナー5Gスマホが欲しくてたまらない

フィリピン、インド、タイ。マイナー5Gスマホが欲しくてたまらない

このnoteは「山根博士のスマホ取材の裏側」というタイトルで、本来は各国に取材に行った時の裏話などを書きとめるつもりで始めました。また当初はメルマガのように3-4のトピックをまとめて書いていました。しかし仕事は忙しいし、コロナの影響で海外にも行けなくなる、なんて状況が続いてだんだんと月1だけの低ペースでの更新になってしまっています。それじゃいかんな、ってことで、仕切り直して5月からいろいろと思いつ

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