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フィリピン、インド、タイ。マイナー5Gスマホが欲しくてたまらない

このnoteは「山根博士のスマホ取材の裏側」というタイトルで、本来は各国に取材に行った時の裏話などを書きとめるつもりで始めました。また当初はメルマガのように3-4のトピックをまとめて書いていました。しかし仕事は忙しいし、コロナの影響で海外にも行けなくなる、なんて状況が続いてだんだんと月1だけの低ペースでの更新になってしまっています。それじゃいかんな、ってことで、仕切り直して5月からいろいろと思いついたことなど書いていこうと思います。

基本的には週二回、火・金更新の予定です。海外出張などで時差があったり、何か大きなネタがあれば前後します。また小ネタもあれば適時はさんでいこうかと思います。

では今一番自分が気になっている話でも書きましょう。それはマイナーな5Gスマートフォン。スマートフォンは大手メーカーに集約が進んでいるものの、ローカルメーカーなども5Gスマートフォンを出し始めています。4月にTwitterで「Cherry Mobileはダメだったか」と同社がもう市場で生き残れなさそうだ、なんて発言をしたのですが、なんと4月末に5Gスマートフォンを2機種も発表しました。しかもAqua SVはフロントデュアルカメラ。これはそそります。

Cherry Mobileって何よ、って方も多いと思いますが、フィリピンのスマートフォンメーカーですね。自分がフィリピンに初めて行ったのは2011年で、その時に古びたショッピングモールの中でCherry Mobileが低価格な携帯電話を大量に販売している光景を見て「勢いあるなー」と当時は思ったもの。しかし最近は大した新製品もなくこのまま消えていくと思っていました。ところがまさか5Gスマートフォンを投入するとは驚き。これはまだまだやる気十分ということなのでしょう。とはいえこれがうまくいくかは誰もわかりませんし、もしかしたらこの2機種で終わってしまう可能性もあります。そうなるとコレクションとして買っておきたいなと思うわけです。

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山根博士のスマホ取材の裏側

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香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…

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