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BALMUDA Phoneのメジャーアップデートでエンガジェ矢崎元編集長が登場w

名前が出るたびに多くのレスがSNSに流れる「BALMUDA Phone」。発売後最初となる大きなアップデートが行われます。新しいシステムフォント(AXIS Balmuda)の導入、画面スクロール時の感度の向上、カメラUIとシャッター速度の改善の3つが改良点。説明会が行われ実際に触ってみましたが、細かい部分がより使いやすくなったと感じました。

自分は実際にBALMUDA Phoneを購入してサブ機(日本用マシン)として使っていますが、SNSなどであれこれ言われているほど悪い端末とは思いません。まあ買わずに値段だけ見て「ありえねー」って言う声が大半のようですが、VERTUを過去に買った自分からするとBALMUDA Phoneなんて安いw 「同じ金額を出せばもっと高性能な端末が買える」けど、BALMUDA Phoneって売りは性能じゃないからなあ。個人的には「誰も買ってない」ところに快感を覚えているので、買ってよかったと思ってます(クレジットカードで後から20回分割に変えたけどw)。

しかし今回のアップデート、いずれも最初に出し他製品で対応されているべきだったと思います。フォントは「BALMUDA Phoneは他の製品と違う」を大きくアピールできたはず。スクロールとカメラは、日々BALMUDA Phoneを使って不満な点です(それもあってカメラ使わなくなってしまう)。つまり今回は改良ではなく「ようやく製品としてゼロのスタートラインに立った」と思うのです。

まあこうして後から改善を進めてくれるのはありがたいことで、ユーザーに「まだまだよくなる」「何か新しい進化がある」という期待を持たせてくれます。家電(しかも白物)メーカーが初めて作ったスマートフォン、個人的には引き続き温かい目で見守っていこうと思います。

さてBALMUDAの説明会は青山のフラッグシップストアで行われました。

説明会の当日は一番乗りで会場入りしましたが、そこは見慣れた人、とはいえ思わぬ人がいたのでした。元Engadget日本版編集長の、矢崎飛鳥氏です。

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