アスキーの連載が600回到達。501回からの100回分記事を振り返る
アスキーの「山根博士の海外モバイル通信」が2022年5月26日公開分で連載600回となりました。600回目のネタはeSIM非対応のスマートフォンをeSIM対応にしてしまう謎カードのお話。
1年54週ですから、600回は約11年で到達。ここまでくると1000回まで行きたいのですが、あと400回は7年半かかります。そのころまで現役でいられるかわかりませんが「アスキー連載1000回までは仕事続ける」を一つのモチベーションにするのはいいかもしれません。あとはアスキーの編集側が自分の記事をいつまで採用してくれるかですけどね。
このnoteには約2年前に「500回到達」時のことを執筆。そのときは連載初回から500回までを振り返りました。
ちなみに500回目の記事は「合体スマホは永遠に! 紫外線除菌モジュールを装着できるスマホが登場」と、まあやっぱりなんだか謎なスマートフォンのネタでした。
ありがたいことにアスキーのこの連載は何を書いてもいいので、全く読まれないようなマイナーネタもよく書いています。一方でかなり読まれてアスキー全体のアクセスでも週間TOP3に入る記事もあったりと、このあたりは好きにやらせていただいているからこそかも。
自分は良く「読まれない記事を書く」と公言するのですが、それは万人向けとかバズることを目指した記事を書くつもりはなく、自分で興味持ったもの、これはぜひ伝えたいと感じたものを記事化しているからです。その内容がタイミングよければ読んでもらえるし、中国のエアコンメーカーのスマートフォンのように「誰が知りたいの?」って記事はあまり読まれないでしょう。
コツコツと新製品を出す謎の中国スマホメーカー「Gree」を知っているか?
まあお金をもらって記事を書かせていただいてるのでアクセスの無い記事は商業的には失敗原稿なんでしょうけど、誰かが記録を残しておかないといけない情報は結構あるはず。なので自分が残そうかなと思うわけです。
そんな思いで600回になったわけですが、今回は501回から600回の2年間の記事を振り返ってみます。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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