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Xperia X8から始まったアスキーの連載が500回に◆Vol.119

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当マガジンは月500円の有料マガジンですが、香港生活など一般ネタは全文無料で公開しています(スマートフォン関連のネタは有料)。
今回はスマートフォンネタ、途中から有料です。

アスキーで連載している「山根博士の海外モバイル通信」が6月19日掲載分で500回を超えました。

週刊で途中抜けがあったりするものの、足掛け10年以上続いています。ここまで続いたのも、基本的はマイナーネタが多いから。「世界初の」なんて記事をかいても、それが中国の名もないメーカーの怪しい製品だったりと、基本的には読者のことを考えずに自分の興味のおもむくまま記事を書かせてもらっています。

歴代の編集者の方々にとっては「今週も読まれなかった、、、」とため息の出る記事ばかりだったかと思います。商業メディアですから読まれない記事が掲載されることはビジネスとしてはマイナスでしょうが、世界ではこんな面白いものがあるのだからそれを紹介するのが私の使命だと思っています。

とはいえたまにヒット記事も出るので、そのあたりのバランスで長続きさせてもらえているのでしょう。最近はIKEAのひざかけ毛布をクロマキーの幕に使う記事がかなり読まれました。

まあマイナーネタを書いて、それがアスキーのアクセストップに立ったりすると「ふふふ」なんて思っちゃうのですが、個人的にはアクセス数よりもTwitterで「こんなバカネタあった」と拡散されるほうが満足ですね。

そもそもアスキーとの出会いは実は遅く、他のメディアの方々とある程度つながってからだいぶ後でした。元々私はただの「PDAやスモールコンピューター好き」な一般人で、香港でノキアやPSIONと出会ってからノキアマニアとなり、つてで技術評論社の今は無きMobile Press(当時はもう季刊)に記事を書きだしたのがライターデビュー。また「香港GSM携帯情報局」というブログを始めて当時海外で販売されている携帯電話の図鑑を作っていたのでした。

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そして退職した年度末の2004年3月、ドイツ・ハノーヴァーで開催された「CeBIT 2004」でITmediaに本格的に記事を書くようになり、それからしばらくはITmediaに執筆をつづけ、少しずつ書き先を広げていったのでした。なお月に数本しか記事を書かない状況にもかかわらず、初の書籍「3G&GSMケータイ活用辞典」を2005年3月に出せたのはノキアマニアつながり。イラストレーターの中野氏のつてでした。

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アマゾンで中古で100円程度です。買う人いないだろうけどリンク張っておきます(笑)。

アスキーとの出会いもノキアマニアつながりで、モバイル関連のモノづくりを長年やっている霜田氏に「アスキー紹介して」と会うたびにお願いしていたのでした。メディアの中でもアスキーがいちばんはっちゃけてると思ったので、面白ネタを書きたいなと思っていたのです。

そしてアスキーの矢崎氏(現Engadget編集長)と出会い、最初は香港でiPhone 4を買う記事などを数本書くという、おとなしい原稿でスタート。その後海外ネタで連載記事を書かせてもらうことになり、記念すべき第一回の記事は2010年10月06日に掲載されました。こちら。

香港でSIMフリースマートフォンを買うという、今では当たり前の記事から開始しましたが、一番最初の写真は香港で出たばかりの「Xpeia X8」のカタログという、、、まさかのXperiaからこの連載は始まったのでした。当初はメジャーネタも多かったかなと。

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全500回を振り返るのは大変なのですが、日本で知られる前のメーカーや製品の記事は思い入れが深いですね。たとえばOnePlusが北京に開いていたフラッグシップストアはショッピングモールへ行くまでが大変でした。

こんなカッコいいお店だったんですよ。

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また変態的な使い方も自由に描かせてもらいました。スマートウォッチに望遠レンズをつけて誰得?な記事は自分の中でもかなり気に入っています。

こんな外観。しかしちゃんと望遠撮影できるのがすごいのですよ。

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この手の「正しくない使い方」をする記事は今でも好きです。次の記事はやりすぎというか、充電器買うのが大変だった。

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