大麻と出会った夜
タイは医療用大麻が合法になった
しかし医療用なのに、気づけばバンコク市内では沢山のマリファナショップがあちこちに出来てよく訳の解らない状態にある(自分が解ってないだけなのかも)
実際大麻を吸って良いのかも実は良く解っていない。
ただバンコクを歩くとマリファナの吸殻が沢山落ちているし、空港でも普通にファラン達が沢山吸っている。
僕も実はタイでマリファナを覚えてしまった。
昔から薬物に全く興味が無かったしやろうとも思わなかった。
ただ母親が僕に一度だけ「マリファナ吸ったことあるの?」と質問をして来た。
あの時確か20歳だったと思う。
もちろん吸ったこともなかったから「ない」と。
その時母親が「マリファナは別に直ぐ止めれるやろ」と言っていたのを覚えていた。
だから別に僕は大麻に対して怖いイメージは全くずっと持っていなかった。
これはあくまで僕の意見だけれども、日本は大麻について少し大袈裟ではないだろうか?
覚醒剤等は別にして大麻に対して、日本は特に大袈裟過ぎると思う。。
経験した事を自慢したい訳ではなく。。。
僕が大麻に初めて手を出したのは2年前の2022年の1月だった。
Twitterでタイ語で「大麻」を検索したら、ある1人の販売人と繋がった。
ジョイント(大麻タバコ)を1本注文した。金額は忘れたけれど、お金を送金したら家に30分位で届いた。
あっけないくらい簡単に手に入った。
袋から出すと茶色の紙にタバコと同じように巻かれていたジョイントが出てきた。
初めてじっくり大麻の匂いを嗅いだ。
匂いだけで気持ち悪くなった。ちなみに僕は大麻のあの独特な匂いに慣れまで1年かかった。
とりあえず吸おうと思いバルコニーに出た。
吸い方はタバコと同じように火をつけて吸う。
初めて口にして肺に入れた瞬間、酷くむせた。咳が何回も何回も出た。
1口2口3口吸っても特に何も起きなかった。
「何もならんやん」独り言ぶつぶつ言って、ジョイントを捨てようと思った。
ただこの時、自分の吸いが足りないと思いさらに2口くらい吸ってベッドに入った。
気づいたら身体フワフワして、身体が宙に浮いている感じがした。
ただ物凄い、今まで経験したことのないくらい目まいがした。とにかくグルグル目が回って立てなかった。
その中で1人変な考えに至った。
「僕の吸ったのはマリファナではなく覚醒剤だ。業者がわざと僕を殺すために大麻と言いながら覚醒剤を僕に吸わせた。僕は死ぬ。やばい死ぬから明日仕事出来ないと思うから電話しないと」、、、
いわゆるバッドモードに入っていた。
本当に恐ろしかった。恐ろしかったけれど自分がマリファナを吸った記憶はちゃんとあった。
マリファナは幻覚は見えないと言うけれど、僕は幻覚を見た。
ベッドで寝ている自分と幻覚の世界に居る自分。
幻覚の世界の自分はとにかく危いことばかりやろうとする。
部屋は2階だった。「2階から飛び降りないといけない」と幻覚の世界の自分が言う。
「ダメだ危い」ベッドで寝ている自分が必死に止めていた。
これはダメだ!と思い「マリファナは酔いと一緒だからシャワー浴びて落ち着こう」バスルームに行く途中、物凄い吐き気がした。
シャワーを浴びても「何も変わらない!やばい!やばい!」と言いながらシャワーも2.3分で終えてベッドに戻った。
ベッドに戻って横になると今度は身体がまたフワフワしてそのまま寝落ちしていた。
翌朝普通に戻った僕は「あれが大麻か」と思った。
そもそも私が大麻に手を出した理由は本当に1人ぼっちで孤独だったことがキッカケだった。
あの時期、何か誘われていたら僕は大麻に手を出すことは一生涯無かったと思う。
今でも時々吸う。今は吸えないけど、今の状況を抜け出したらまた吸いたいと思っている。
ただタイもセター首相になって大麻が全面禁止になりそうな予感がする。
そうなったらそうなったで仕方ない。
止めれば良い。
止めれない程中毒にもなっていない。そもそもマリファナは依存性はあるのでしょうか?
僕はマリファナを「悪い物だ」とは思わない。
普通に吸えば、何も起きなければ、ハイになって非常に陽気になり気持ちが良い。
だからと言って人に勧めることは絶対にやらない。
吸うか吸わないか使用するか使用しないかはその人の自由。
わざわざ他人に強要してまで一緒に吸う物ではないと思うから。。。
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