【まさかの子育ての味】咀嚼力②

毎日投稿頑張ります！！
今日は咀嚼力シリーズのエピソード２です！！
１をまだみられていない方はそちらから是非お読みくださいませ♪
長編になりますので、少しずつ書いて行きたいと思います＾＾

前回の続き・・

まさかのレビューでした。
時系列系恋愛映画を見て
「子育てを思い出す」・・・？！？！
その方のレビューの続きはこういう感じでした（うろ覚えです）

【私はこの映画を見て子育てを思い出しました。
あまり書くとネタバレになってしまうのですが、私には手を離れた子供がいます。
その子が幼い頃、
初めてしっかりと「ママっ！」と読んでくれた時は
もう二度と　「まんまぁ」とは読んでくれないんだなと実感しました。
初めてしっかりと歩き出した時は
もう2度とあの　よちよち歩きは見れないんだなぁ。と
実感しました。
子供ができた初めての〇〇は、
昨日が〇〇をできなかった最後の日だったんだと実感しました。
嬉しさと少しの寂しさの連続と葛藤が子育て初心者の私の毎日でした。
その時のような、
寂しくも温かい子育てをしていた時の気持ちを思い出させて頂いた。
そんな素晴らしい映画でした。】

全然そんな映画じゃないです笑”

でも、この方はただの「いい映画」で終わらせずに
咀嚼し、その結果「子育て」の味がしたと書かれていました。

自分は今まで、面白かったか、そうじゃなかったか、
おいしかったか、そうじゃなかったか。
そこまでの浅い感想しか持たなかったですが、そこに
「咀嚼」を加える事でより、細分化してどのように感じたのか、
なぜそのように感じたのか、
その結果どのような味がしたのか。
そう感じれる人生の方がより豊かな彩りとして日常を感じられそうな気がして
このレビューを書かれた方に少し嫉妬に近い感情を抱きました。、

「僕はそんな風に思ったことがない・・・」
今までの出来事をもっと咀嚼していれば、もっと沢山の色彩を持った事象として感じれたのではないか・・
たとえばデートで見た映画の感想戦を彼女とした時の
咀嚼力が僕の魅力に繋がったのではないか、
同じ話をするのにも、自分なりの咀嚼が加わるかどうかがその人の
話が面白い人、という判断材料になったのではないか。そう考えて
今度は少しワクワクしてきました。

つまり、料理を食べた時に
「おいしい」か、「おいしくない」かで、留まらず、
なぜ、美味しいのか・・あぁ、砂糖ではなく、炒めた玉ねぎの甘さとコクがそう感じさせたのかな。
なぜおいしくないのかな・・あぁ、お湯をかけずにゆがいた事で臭みが出たのかな。
自分だったら、どうするのかな。
そんな正解のない問いをどうせ、同じ時間、同じお金を払うのなら感じれたほうが
より多くの経験が得られるような気がしませんか。

また、違うお客様と「花束みたいな恋をした」
という映画を見ました。
最初の３０分ぐらいはめちゃくちゃ面白くて後半が楽しみになるのですが、正直、後半にかけて尻窄みで有村架純ちゃんと菅田将暉くんの良さがあまり出ていないように感じた映画でしたが（〜２５歳ぐらいまでの方にはおすすめです＾＾）、もう今までの僕ではないので、咀嚼します。
この、タイトル回収は本編では完結していません。
一緒に見ていたお客様にも聞いてみました。このタイトルの意味はどう思われましたか？！
「ん〜わからんけど、大学生の時から社会人にかけての一番自由な時の恋愛が社会人を数年経た後振り返ると、そのように感じたって事かなぁ・・？！」

そうおっしゃいました。
ほとんど一緒なのですが、
僕は少し違いました・・

続く・・・。

『花束みたいな恋をした』オフィシャルフォトブック