晴れ時々かいご 33「薬チャレンジ」
レビー小体症認知症の父とやや暴走気味の母。そしてフリーランス独身の私との3人暮らし。
新しい情報がインプットできない父。姉が遊びに来るよと伝えても、忘れてしまうため、姉が実際に来たら、聞いてないと怒ってしまいます。
そこで、紙に書いておくようにしています。ほら、ここに書いてあるでしょう?と見せるのです。やや父には酷かなと思いますが、激怒してしまうので、紙に書いておくことで、聞いたけど忘れちゃったのかも?と自問自答してもらえることで、怒りが半減することができます。
朝はすんなり飲むのに、夕方のお薬だけは毎日戦いです。こっそり捨てたり、隠したり。俺は健康なのに、どうして夕方まで飲まなければいけないんだ。もうなしにしてくれ。飲みたくないと大抵抗。しかし、このお薬はエネルギーが有り余っている父の脳を休ませてくれるお薬。ぐっすり眠れますし、気持ちが穏やかになるのです。きっとお薬の効果がなくなっているから夕方ご機嫌斜めになるのだなと思いますが、抵抗されると辛いです。
以前は、お薬の袋を見せて、病院から飲むように指示されているからと説明してきたのですが、今はひたすらたった1個だから飲んで~~~と懇願。反論しないで、ひたすらお願いします。仕方ねえなという空気になり、嫌々ながらも飲んでくれます。
これを薬チャレンジと題し、ゲーム感覚でやることにしました。失敗しても気に病まない。あぁ~~今日はしくじった~~また明日チャレンジしよう!という具合。父を観察し、何が最適なのか?をあれこれ試行錯誤していますが、これなら100%成功するよという秘策をお持ちの方がいたら教えてください!
ポイントは絶対に言い返さないこと。怒っている人に怒鳴り返しても逆効果。母は大声で言い返しちゃうので、目で何も言わないで!という合図をしています(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?