軍隊と呼ばれた女

四十路を越え、父の軽め介護を母としながら非正規で働き、一点見つめをしている時間多めの日…

軍隊と呼ばれた女

四十路を越え、父の軽め介護を母としながら非正規で働き、一点見つめをしている時間多めの日常をお届けさせて頂きたいと存じます。よろしくお願い致します。 雨の日は頭痛いけどどんな天気でもご飯たくさん食べちゃう。

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【初投稿】四十路の日常。

みなさまはじめまして。 まずは開いて頂きありがとうございます。 軍隊と呼ばれた女と申します。 出来が悪い故にせめて迷惑はかけぬ様にと時間に厳しく、一般常識をしっかり守ろうと心掛けた結果他人様から軍隊と呼ばれ、齢四十を超えて車の免許すら持たず、非正規雇用で働きながら実家にて認知症が進行する父親を母と共にケアしながら暮らしております。 そんな四十路子供部屋おばさんが日常生活からいったん、いったん目を逸らす為に行っている事を紹介していきたいと思い、noteを始めるに至りました

    • くるぶしの下の骨はなんという骨なのか【四十路の日常】

      秋に退職してから、派遣でたくさんの方に会う機会が増えたが、本当に色々な人がいる。 倉庫で出会ったおじさんは、パンク感溢れる格好で「俺は本当に夜遊んでるからさー」ていうてた。 急に長渕歌い出したりしていた。 60過ぎにお見受けするが、あんなに倉庫を歩き回っていたらそら元気だろう。 家賃収入で生活できるけども暇つぶしでバイトしてる方、「自分はギャンブルやってたクズでー…」と自己紹介する方。 みなさんブーブー言いながらも楽しそうだった。 一方私は、膝とくるぶし下の骨を両足

      • いつもお世話になっています。ロキ氏とレパ氏。【四十路の日常】

        今年も終わる。 この歳になるといくつか転機となった年はあるが、今年もその一つになると思う。 「こうしていきたいと思っている」と声に出すようにして、自分でしっかりと来年以降切り拓いていきたい。 体も大事にしていきたい。 ちょっと気を抜くとすぐ頭痛くなる。 ロキソニンさんの機嫌を伺いつつ、来年もうまくやっていこうと思う。 ロキソニンさんとレパミピドさん。 今年もお世話になりました。 来年も何卒よろしくお願い致します。 使うと首に蕁麻疹出がちですけど。 来年はクリスマス

        • ひとり旅しか選択肢がないからひとり旅です。【四十路の日常】

          四十路となって独身、友達もいなければどこかに行きたいとなると1人で行くしかない。 もちろん旅行も。 ひとり旅が基本となり過ぎて、予定を立てる時に誰かと行くような発想すら浮かばなくなっている。 私のようなお年頃でひとり旅は珍しいのか、よく旅先でお店の方から声をかけられる。 島のフェリー切符売り場のおじさん、駅前のホルモンうどんの店長、民藝品やさんの店主… 「1人で来たの?」「どっから来たん?」あたりから始まり、ご自身の昔話やオススメのご飯屋さんなどを教えてくださる。

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        【初投稿】四十路の日常。

          倉庫作業の良さ。ピクミンとして働く。【四十路の日常】

          10月いっぱいで退職し、新たな職についた。 前職は机に齧り付きっぱなし、部署内も少人数で相談協力しながら働いていたが、今度は全く真逆、ほとんど人とコミュニケーションを取らず、一日中立ちっぱなし歩きっぱなし。 倉庫内作業。 指定されたものを黙々とピッキングする。 誰とも喋らず、とにかく指定されたものを黙々と集め続ける。 時々集合がかかる。 「13時から梱包へ行ってください」 同じく招集のかかった人々が全員集まったら先導者に従い、フロア移動。 そして黙々と梱包し続ける

          倉庫作業の良さ。ピクミンとして働く。【四十路の日常】

          光GENJI→西武→阪神。この地域に生まれた故のサガ。【四十路の日常】

          子供の頃は西武ライオンズのファンだったのだ。 小学校1年生の時、光GENJIが大ブームで私も流行りに乗るべくファンだと言っていた。 幼稚園の頃初めて好きになった芸能人は細川たかしである。 細川たかしが本当に好きだった。 その後小学校に入学して世間の同世代は細川たかしではなく光GENJIだと知り、私も光GENJIだと乗っかっていたのである。 1番人気のかーくんが好きだとみんなに話し、家族にもそう伝えていた。 すると家族が「西武の工藤って似てるんちゃう?」と言い出し、私

          光GENJI→西武→阪神。この地域に生まれた故のサガ。【四十路の日常】

          ひとりなのにうっかりコース料理を予約してしまった。【四十路の日常】

          私は友人がほぼいないので一緒にご飯を食べたり、旅行へ行きたいと思う相手がすぐに思い付かない大人である。それ故行きたい場所には1人で行くしかない。 すでに1人での行動が基本となっているので、その事自体苦ではないが、たまには誰かと行きたいと思っている。 美味しいがすぎると、誰かと分かち合いたいたい気持ちが溢れ、行き場を無くしたその感情が四十を超えて「鼻歌を歌い、スキップしそうになる」という不審者風情となって外に溢れてしまうからだ。 私は日本中の行ってみたいお店をメモしている。

          ひとりなのにうっかりコース料理を予約してしまった。【四十路の日常】

          退職するにはお金がかかる。【四十路の日常】

          退職を申し出て3ヶ月が経ち、いよいよその日が近付いて来た。 総務から連絡があり、退職についての説明を聞きに行く。 以前退職時にも前職の会社で同じことを聞いたと思うが記憶が古過ぎる為、「税金は1ヶ月遅れで徴収していますので、最終月のお給料から2ヶ月分税金を引かせて頂きます」という説明に驚いてしまった。 社会人になって長いが「そうだったのか…」ととても新鮮な気持ちで聞いていた。 ただでさえ少ないお給料がとんでもない額面でやってくるのかという恐怖心が私をどんよりさせる。

          退職するにはお金がかかる。【四十路の日常】

          健康診断という健康の敵。【四十路の日常】

          健康診断が終わった。 病気を早く見つけるための健康診断。 だけども見つかるのが怖すぎて本当に憂鬱。 バリウムを初めて飲んだ時は緊張し過ぎてダラダラこぼしてしまった。 検査着と口元を汚したまま必死にゲップを堪えながら把手を握りしめてぐるぐる回された。 翌年のバリウムは飲んでる最中から気分が悪くなり、その後一日中気持ち悪くて横になっていた。 バリウムを飲む時は午後半休をもらわないとやってられない。 下剤を飲んであんなに重みのある白い便を会社で出す勇気がない。 気分が悪く

          健康診断という健康の敵。【四十路の日常】

          ビジネスンス【日常生活からいったん目を逸らす為にしていること・6】

          「ホカンス」という辛うじて「カ」に力の入るネーミングでコロナ禍に流行ったホテルステイ。 ちょっとお高いホテルにて施設を満喫しながら非日常を味わい、己を癒すもの。 私もよくやっていた。 youtubeでよくみるビジネスホテルの方で。 私の住む街は宿泊施設に事欠かない。 コロナ前から良くやっていたが、当時私は父親の認知症や衰えの気配を感じ、やはり親が衰えていくのをみるのが辛くてキツめにあたってしまったりしていた。 そしてその後1人で泣くという始末。 近所に変なヤンキー

          ビジネスンス【日常生活からいったん目を逸らす為にしていること・6】

          デジタルネイティブが軽やかに見える。【四十路の日常】

          写真のセンスが絶望的に無い。 Instagramではゴリゴリに加工しているが、投稿一覧を見ればセンスがない事がまざまざと示されている。 私の世代も高校生の時はみんな写真を撮っていた。 もちろんスマホではなく、今また一周回って人気だと聞く「写ルンです」が一周回る前に。 写真を撮り、現像しては友人と写真にペンで描き込み、アルバムを作った。 その頃はセンスなど微塵も気にしたことがなかった。 大人になり、写メールが普及し、その後スマホで写真を撮ることは日常の作業となった。

          デジタルネイティブが軽やかに見える。【四十路の日常】

          明石家サンタを身近に感じた。【四十路の日常】

          職場でマスクを直した時、鼻筋上部が痛むことに気付いた。 あれ? この歳になると記憶にない青痰が出来ていたりすることはあるが、流石に顔面をぶつけたら覚えているだろう。 変色しているわけでもなく押すと痛む。 気になるので帰宅後もついつい押してしまう。 何かできているのかと思い、鼻の穴に指を突っ込んで内側から押してみたが全く痛くない。 何か病気が潜んでいるのかも…と不安な気持ちでお風呂に入った。 お風呂上がり、ネットで検索したが特に大きな病気の感じはしない。 ただこ

          明石家サンタを身近に感じた。【四十路の日常】

          ビジネスと程遠い生活を送っている実感「四十路の日常】

          ローンチ。 ビジネス用語ローンチ。 語感がしっくりこない… ローンチ。 力が入りそうで入らない。 ダイバーシティ。 言いやすい。 ダイバーシリィと言いたい。 私が一番使うビジネス用語は 「ヒヤリハット」 ヒヤリハットってビジネス用語だとこの間知った。 安全スローガン的なものかと思っていた。 ヒヤリハット。 山程ある気がするのに「ヒヤリハット事例を報告してください」と言われると何にも思い出せない。 ヒヤリハットはリスクマネジメントの観点からも重視されているとのこ

          ビジネスと程遠い生活を送っている実感「四十路の日常】

          縦か横か。今が私にとっての分水嶺。【四十路の日常】

          しばらく座った後に立ち上がると体のあちこちが痛む。 1日働いた日の夜は特にひどい。 立ち上がり、変な体勢のまま2〜3歩進むと元に戻る。 いずれこれが2〜3歩では済まなくなる。 今ならまだ立て直せるんじゃないか。体を大事にしていこうと思う。 今日しみじみと思った。 「週末2日のうち1日はなるべく横になって過ごす」という、私が今まで信じてきた自分自身を癒す方法からまず変えてみようと思う。 軽く動いた方が疲れは取れると聞いたから。 嘘つけっ!横になって過ごす事以上に疲れ

          縦か横か。今が私にとっての分水嶺。【四十路の日常】

          下げて上げるオムライス。【四十路の日常】

          12時に美容室の予約を取っていた。 私は大体3時間コースなので早めに最寄駅へ向かい、昼食をとってから向かうこととした。 駅近くの飲食店街をひと回りし、あれでもない、これでもないとどれもピンと来ないまま、結局喫茶店とカフェの間のような店を選び入店した。 「お好きなお席へどうぞ」 そう声をかけられて、周りを見回したがどの席にも灰皿が置いてある。 しまった。 もう最近は見かけない全席喫煙可の店だ。 今はもう禁煙もしくは分煙が当たり前となっているので全く意識せずに入店して

          下げて上げるオムライス。【四十路の日常】

          フジロックを探す。【四十路の日常】

          NHKのドキュメント72時間でフジロックをやっていた。 フジロックフェスティバル。 若かりし頃、一度は行ってみたいと憧れていた。 当時私は一番多い時で1ヶ月に7回、いろんなアーティストのライブへ行っていた。 仕事終わりに1人いそいそとライブを見に行き、興奮する気持ちを抑えつつ、俯きながらリュックの肩紐をギュッと握って帰宅していた。 フェスに1人で参加したこともあるが、さすがにフジロックに1人で行く勇気は出なかった。 実際に行った方のお話を聞いては憧れるばかり。 そ

          フジロックを探す。【四十路の日常】