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退職するにはお金がかかる。【四十路の日常】

退職を申し出て3ヶ月が経ち、いよいよその日が近付いて来た。

総務から連絡があり、退職についての説明を聞きに行く。

以前退職時にも前職の会社で同じことを聞いたと思うが記憶が古過ぎる為、「税金は1ヶ月遅れで徴収していますので、最終月のお給料から2ヶ月分税金を引かせて頂きます」という説明に驚いてしまった。

社会人になって長いが「そうだったのか…」ととても新鮮な気持ちで聞いていた。

ただでさえ少ないお給料がとんでもない額面でやってくるのかという恐怖心が私をどんよりさせる。

最後の有休消化で一旦ゆっくりしようと思っていたのだが、途端に収入が無くなる恐怖が押し寄せる。

だが会社を辞めるという心の軽さの方がまだ大きい。

退職までにやることは山積みである。

退職時に配るお菓子も手配せねばならない。
従業員の多い会社で会ったことのない方もいる為関わりのあった部署にのみ配るが、それでも全員に渡るようにするには100人分くらい必要な為、小袋のクッキー50個入りのものを2缶。
あとはもう少し関わりのあった方用にコーヒーとクッキーの小さなセットを40個。
そしてガッツリお世話になった方用のものを12個。

値段、大きさ、自分がもらった時にやったー!、と思えるか等々、いろいろ下調べしまくって購入し、少しずつ会社に持ち込んでいる。

トータルで3万円くらい。

なんだかんだでとにかくお金が減る。

これから無職なのに…
四十を超えた職探しは大変なのに…

だが会社を辞められるという心の軽さの方が大きい。

折り返した残りの人生は少しでもストレスなく暮らしていきたい。

私次第だ。

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