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ゆるだんを終えて

ここ数日、発酵家の田中菜月さんの元でゆるだんに参加していた。(ゆるく断食するもの)断食+発酵+瞑想という組み合わせで行うもので、これが私の価値観やライフスタイル、私の目指すものにものすごくマッチしていて、本当に、心地が良かった。

今まで断食は何度もしたことがあって、ガッツリサプリで置き換えにする1ヶ月ファスティングとかもやってきたこともあったけど(なんならトレーナーを仕事にもしていたけれど)、今の私が「強制されること」を異常に嫌う理由はここにもあった気がする。

そして何より私がゆるだんをとても好きになったのは、断食をするというだけでなく「発酵」と「瞑想」を一緒に行うということ。

発酵飲料であり、沖縄や奄美大島のユタと呼ばれる人やシャーマンが交信するときに作る「ミキ」を頂きながらの断食。自分で作って、発酵させて育てて、菌と会話をしながら自然そのものを観察する。そして全てを五感を使って感じる。ミキが持つエネルギーは本当に高くて、(高いなんていう安易な言葉で説明したくもないのだけれど)ミキを愛でながらのこの断食期間は、何よりも自分の持つ周波数が整うように感じた。ミキそのものが物凄い乳酸菌飲料なのもあり、ただ断食するのに加えて、腸内環境を善玉菌で整えながら行うことができる。乳酸菌でお肌もケアして、こんなにも全身に纏う自分の常在菌を大切にして過ごす期間が、人生で今まであっただろうか。

そして、瞑想。私は今まで、瞑想はずっと何年となんとか続けてきていたけれど、難しすぎて、瞑想が好き!と思えたことはそんなに多くなかった。けれど、このゆるだん中に行った瞑想で、あ、私にとっての瞑想ってこういうことなんだって、すごく感覚での話しだけれど、分かった気がした。
瞑想は、「観察」。感じる、観る、聴く、におう、味わう。五感。息を吸って、吐く。それ以上でもそれ以下でもない。「ここ」に自分がいることを、本当に感じているだけなんだということが、とても府に落ちた。そして、瞑想ってなんだか暇なものかと思っていたのだけれど、逆にとても忙しいものだった。今この瞬間に五感を使って感じれることは山ほどある。全てのセンサーが100%になってとっても忙しかった。だからこそ、今ここにある幸せにも気付ける身体になってきた。

そして、これからの自分の在り方が正されたように感じる。自分が居て、相手がいる、ただそれだけでそこに良いも悪いも存在しない。良い悪いは私の頭が勝手に決めつけてしまっていただけのこと。
そして全ては命。ただ存在していることそのものが奇跡で、今この瞬間に在れること、それだけでいい。完璧なんていらない。

全てを感じ、許して、受け入れて、愛する。それだけ。

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