目を逸らさない

怖いものはできるなら見たくない。直視したくない。けれど、怖いものこそ見る。凝視する。怖い「もの」にしても怖い「こと」にしても、目を背けたくなる。できるなら考えたくないし、関わりたくないし、不安も掻き立てられる。けれど、しっかり見て、細かく知って、対策を練って。そうすると面白いことに怖く無くなってくるもの。

人は知らないものを怖いと思う。そして知れば知るほど親近感がむしろ湧いて好きになることも。それはきっと逆のことが言えて、怖いから知らない、知りたくない。でも、知ることで怖さも減る。見たくないことも、ちゃんと見てあげるだけで、怖いことじゃなくなるものだ。

今目を背けてる、目を逸らし続けてることはなんだろう。そこを知るだけで、毎日のちょっとした恐怖から解き放たれるかも。