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司馬遼太郎さんの本を読み始めた。

父が生前好きな作家さんの本を読み始めた。
まずは有名な「坂の上の雲」から。
たまたま手にとってみたら、日露戦争が題材だった。この作品でもロシアは信用出来ないとか描かれていて、その頃からか…という気持ちになる。
昭和の人が描いた明治時代。文献は豊富にありそうだし、描かれる風景もリアル。
陸軍上層部の描き方が厳しめなのは、昭和半ばはまだ軍部への恨みが強かったからなのか。

お互いのメンツを重視して、勝てる手段が提案されても試そうとすらしない幹部に「仕方がない」と言える時代。

今の若い子にはもはや異世界だろうなぁ。


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