出会ったのはほんのちょっと前の話。
同じ時の中で積み重ねてきた想い出は
今まで見た景色の中で1番色鮮やかで
輝いていた。

わかれの選択は突然に
なんの前触れもなく訪れてくるもので
当たり前だと思っていた日常から
少しずつ欠けていく日々へと変わる。

その選択は私の寂しさから来るもので
その他の感情は一切なかった。何かにすがりたくて、そばにいて欲しくて
そんな気持ちが後一歩の勇気を消し去る。

ただその中でも優しさで包まれた
記憶は消えない、そう思う。

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