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ネガティブだけでは《自己憐憫》 ポジティブだけでは《現実逃避》

こんにちは
ひろきです。

先日開催されたワークショップの中でいろんな気づきがあったのでシェアします。

福岡と岐阜で開催している気持ちが伝わるコミュニケーション術ワークショップ。通称『気持ちのワークショップ

普段困っていることは、どんなことで、その時どんな気持ちになるのか。
弊社代表のあっこが集団コンサル的な形で皆さんのお悩みを解決するために思考のお手伝いをする時間です。

今日出てきたのは、、、

【みんなは楽しそうに笑ってるが、自分は、その内容が全然面白くない。だからその時私は笑いたくないんだけど、周りに合わせて笑ってる。そんな自分が嫌。】

というお悩み。
誰もが、抱えたことのあるものなのではないでしょうか。
この方はそんな自分が嫌!として、自分のことを戒めています。
しかし、”嫌”というのは、思考であって、気持ちではありません。
その気持ちに触れられないと、いつまでも悶々と自分を戒めたり、悶々とする時間が続いていきます。

そこで、大切なのが、気持ち。
自分がその時どんな気持ちになっているのか気づけると、自分に寄り添い、また、行動を変えることができます。

そんな時あなたならどんな気持ちになっているでしょう。?

参加者の方々からは以下のようなものが出てきました。

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「怖い」
自分も笑ってないと、その場の雰囲気を壊してしまうんじゃないかと思って怖い。

「不憫」
本当は、面白くないことには笑いたくないのに、それを選択しない自分を不憫に思う。

「さみしい・心細い」
周りと一致することがなかった寂しさや心細さ。

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そう。
”嫌”の中には「怖い」や「不憫」や「寂しい」という感情が隠れていたんですね。そう感じたときに、
「あー、今自分怖いなーって感じてるんだね」
「今寂しいと感じているんだね」
自分に一言言えるだけでも気持ちに余裕ができます

しかし、この時、さらにいろんな見方をしてみると同じ物事ですが、全然違った自分の気持ちに気づくことができます。
今の見方は、自分側にフォーカスした見方ですが、
ここで相手を優先するような見方に変わった時どうなるでしょう。

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「幸せ・ほっとする」
なんだか、周りのみんなが幸せそうにしているのを見ているのは、ほっとしたり、嬉しい気持ちになる。

「誇らしい」
相手のことを優先して、その場を過ごしている自分のことは誇らしく感じる。

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皆さんはどんな感情が湧いてくるでしょうか?
ポジティブなもの、ネガティブなもの、同じ状況でも、人や見方によって様々違いがあります。
感情は湧いてくるものなので、そこにはいいも悪いもありません。

しかし、どちらかに偏った見方しかできないと(片方の感情にしか気づくことができないと)自分で自分を戒めてしまったり、成長を妨げになったりします。

ーーーネガティブな見方に偏るとーーー

「本当は、面白くないことは笑いたいとは思わないのに、笑っていないとその場を壊してしまいそうで怖いし、でもそんなことしてる自分が残念だ、、、そんな私ダメ。。」

みたいに、ネガティブ沼にはまっていきます
「こんな自分がダメなんだ」と戒めながら、「自分てなんてかわいそうなんだろう」と自分自身のことを哀れんでいるのです。
それってもちろん自分を自分で縛って苦しくなっていくことはもちろん、周りからしてみても、だいぶめんどくさいです
日本語では、かっこいい名前で《自己憐憫》っていうらしいです。
別名 悲劇のヒロイン症候群。笑

ーーーポジティブな見方に偏るとーーー

「ネガティブなんてないよー!」
あの時のアレに比べれば全然マシだし。」
「毎日幸せだから悲しいとかないない。」
と言った形で不自然ですね。
イラっとしたり、ムカついたり、悶々したりって、誰にでもあることです。

でも、それを、その時よりももっと辛かった事柄と比べて、良かったことにしたり、そもそも「私いつでもハッピーなの」みたいな現実逃避をしたりすることは、結果として、本当はある不満足を自分に蓄積させ、病気になったり、「マシだから」という言葉で今を歪曲して肯定し、成長を妨げたりします。難しい言葉だと《ポリアンナ症候群》というらしいです。

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人は一つの事柄に対して、様々な感情が湧いてきます。
どちらの感情も、自分のことを誇りに感じたり、成長をしたりするために不可欠なものです。極端な感情の偏りは、どこかに不具合や、しわ寄せを生じさせます。

その事柄をどんな風に捉えるのかは自由です。
もし何か自分が、困っていることがあった時、その事柄を、いつもと違う見方をしたときに何か進展があるかもしれません。

そんな気持ちのことを知って活かすためにひつような学びを毎月展開中。
興味ありな方は、ぜひオンラインサロンまで。

https://note.com/hitonokoto/membership


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誰かが決めた”これがいい”から、自分で決めた”ちょうどいい”へ


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