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【俺ガイル】「ず」と「づ」を打ち間違えるのは人が人と関わるから

執筆日:11月6日


突然ですが問題です!ババン!(効果音)


「きづく」は「気づく」と「築く」どちらに変換されるでしょう??


正解は~「気づく」でした~!!イェーイ🎉




まぁ、送り仮名で気づくよね。


ということで、何故こんな謎テンションでクイズがスタートしたかというと、「気づく」と打つのに苦労したなっていう思い出があるから。


僕の中で「ず」という音は「ず」のイメージなのだ。


なんでだろうね。ザ行の方が先に来るからじゃね?って仮説を立てておく。


何度「気づく」と打ちたいのに「築く」と打ち消したことか。


そのたびに僕は深く傷ついた。


この「傷つく」ってのも難問で、最初は「ず」なのだ。その後に「つ」が来る。「きずつく」で「傷つく」。


ややこしい!!


これ文章書きの人は共感してもらえるんじゃないのかな。


「なんでこんなややこしい文字配列にしたんだよ」


そうやって悪態をついてると一人の先生がやってきて、この言葉を教えてくれた。


誰かを大切に思うということは、その人を傷つける覚悟をすることだよ。


みんな大好き平塚先生。


最近『俺ガイル』ってアニメを見始めて、noteのネタとしても何回か登場した。


けど、今回は結構真面目に『俺ガイル』を絡めてnoteを書いていこうと思う。


誰かを大切に思うということは、その人を傷つける覚悟をすることだよ。


「人を大切に思うこと」


これは人間関係を継続、発展させていく時に大切なこと。


友達だろうとお礼は言うべきだし、誕生日を祝いたいと思う。


「親しき仲にも礼儀あり」って言葉がある通り、人を大切にすることが人間関係の基本である。


しかし人と関わるというのはいいことばかりじゃない。


意見の食い違いでけんかすることもあるし、「あいつはできるのに俺はできない」みたいな優劣の比較対象ができてしまう原因にだってなる。


意見の食い違いも、比較による優劣も、


「相手のために」
「相手のいいところを言ってあげたい」


という「人を大切に思う」から起きること。


大切に思ってるから傷つけてしまう。


誰かを大切に思うということは、その人を傷つける覚悟をすることだよ。

まさにこの言葉の通りである。


だから傷つけたく無いのなら、関わらないことである。


大切に思うのなら大切に思わないこと。


理論としてはこうなるけど無理な話でしょ。


気づかないと大切に思えない。


相手の存在を認識する。


つまり「気づく」ということは「傷つける」ということ。


相手の存在に「気づく」から、大切に思う心が生まれ、それによって傷つけたり傷ついたりする。


だから言葉の音が似ていて、「ず」と「づ」の打ち分けがめんどくさいのだ。


ただめんどうだからって逃げてばかりもいられない。


傷つかないと成長しないから。


一人でやれることなんて高が知れている。


僕がこの話を思い付いても、一人で抱えていたら誰にも届かない。


それは誰も傷つかず、傷つけない素晴らしい世界なのかもしれないが、果たして楽しいのだろうか?


意見を言うから賛同や反対意見が返ってくるように、誰かを傷つけるから相手が傷つけ返してくるのだ。


破壊と修復を繰り返し、人は成長する。


僕はこれを書くことで平塚先生に付けられた「気づき」の傷を癒やす。


そしてこのnoteは誰かに「気づき」の傷を付けるだろう。


そうやって「気づき」「傷つき」「傷つかせ」「気づかせる」ことで、人は知識や教養、そして関係を「築く」ことができる。


「築く」も「きずく」でややこしい仲間なのだ。


「ず」と「づ」の使い分けに苦しめられたnoteだった。


何回間違えたことか。


ということで終わり!読んでくれてありがとう。いいねやコメントよろしくね。


じゃあ、また。


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