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風太郎のモテとご縁の話

「モテたい」

そんな悩みを聞く機会があり、自分なりに答えて、「今やるべきことはこれ」という目標設定を手助けすることができた。

久しぶりに恋愛話をして新鮮な気持ちになったと同時に、過去「女性にモテたい」を目標にしたこと。そして現在「人からモテる」という目標があることを思い出させてもらった。

何か目標がある時、それを叶えるためには「先人の真似をする」というのが効果のある行動だ。

じゃあ「モテ」に関して何か参考になる人物はいないだろうか。

上杉風太郎なんてどうだろう?

彼は『五等分の花嫁』の主人公。

いや、ちょっと待って。架空の人物だからって侮っちゃぁ損するよ。

物語は風太郎と五つ子姉妹を中心に展開されていく。

風太郎が五つ子の誰かと結婚式を挙げる描写から始まり、過去回想という形で高校時代の出会いから描かれる。

で、1話の風太郎はボッチ。

友達0。彼女もいない。むしろ「恋愛なんて学業の邪魔でしかない」という思想まで持っている。

そんな風太郎が最終章、3年生の文化祭編では、学級長としてクラスメイトとしっかり関われてるし、男友達2人と文化祭を回る。

そしてメインの五つ子姉妹との関係も友人として、選ばれた一人は彼女として付き合えている。

ボッチの風太郎がクラスの中心で文化祭を仕切り、友達もできて、彼女もできた。

これは「人からモテてる」と言っていい。

間違いなく先人だ。

じゃあなぜこんな変化が起せたのか?

それが環境の力。

風太郎と五つ子姉妹が「家庭教師と生徒」という関係で強制的につるまされる環境ができた。

風太郎としては家の借金返済のため、高時給の家庭教師という仕事をやる必要がある。

そのためには「学業以外無駄」という信念を曲げてでも生徒と関わる必要がある。

最初は勉強を押しつけ五つ子からは反発されと大変だったが、関わっていくうちに打ち解け合い、様々な交流を得て互いに理解し合えるようになった。

一人友達ができてしまえば連鎖で他の人間関係も生まれる。

実際、学級長は四女の四葉が勝手に推薦した結果。

でもそのおかげでクラスメイトとの関わりも増えた。

じゃあ環境さえどうにかできればいいのか!と言われるとそうでもない。

その環境に対応できる性能も必要だ。

風太郎の場合、普通にコミュニケーションが取れる。

貧乏家庭だからバイトもたくさんしている。

その積み上げもあるだろうし、元々小学生の時はヤンチャタイプで、周りとのコミュニケーションも難なくできていた。

ただ話す必要がないから話さないだけで、話せるのだ。

あとは顔。

あの面食いの二乃が金髪のカツラを被った風太郎を好きになっている。

普通に顔がいい。

まぁ絵だからね。

得意もある。

勉強が得意。

全国模試3位という成績をたたき出せるくらいに頭がいい。

そして性格。

人間関係どうでもいいと思っていたから周りに冷たい態度を取っていたが、普通に優しい人である。

気遣いもできるし、面倒見もいい。さすが長男。

こんな感じで、コミュ力、顔、得意、性格等、性能がいいから人付き合いが必要な環境に放られても対応ができる。

つまりモテに必要なのは、人付き合いの基本性能と環境ってこと。

風太郎の場合は環境が無かったからモテなかっただけで、環境さえ手に入れば友達も彼女もできるのだ。

こうゆうのは人とのご縁で巡ってくるもの。

だからそれまで基本性能を高めておく。

まぁその性能を高めるためにも人付き合いの環境が必要なんだけど、それもご縁。

気づけない人は一生気づけない。だけどこれを読んでくれている人はなんとなくわかったはず。

ここで出会えたのも何かのご縁。

ありがたい。

ご縁を大切に、人性能上げてモテていこう!

ということで終わり!読んでくれてありがとう。いいねやコメントよろしくね。

じゃあ、また。


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