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【『チェンソーマン』114話】足元を見る。足るを知る。

『チェンソーマン』114話を読んだ。


アニメも相まって、おもしろくなっている作品である。


で、マンガの方では今、同じ空間を回って来てしまう現象に陥っていて、「永遠の悪魔再来か?」という展開。


今回は114話の1場面。アサが転ぶところを抜き出して文章を書いていこうと思う。


進んでいるはずなのに同じ場所に戻ってしまう。


そんな出られない状況の中、主人公のアサが携帯電話を持っていた。


今時の高校生はだいたいスマホを持っているけど、本作の時代設定はたしか90年代。


大人でも持ってる人は少ない感じなのかね。


僕は生まれてませんでした。


まぁそんな感じで携帯を持ってて、電波が通じて、外の人と連絡が取れれば助けに来てもらえるかも!という状態で謎に転んだアサ。


折れる携帯。


「期待していたけど使えないね」という言葉。


アサの心も折れる。


そんな感じで114話は終わった。


これだけ聞くと「アサちゃんかわいそう!」と思ってもしょうがないが、マジでアサちゃん、「ここぞ!」という場面でよく転ぶ。


そして男を下に見ている態度や、緊急事態で食べるものが少ない状況での好き嫌い、挙げ句にさっきの携帯壊しの件。


ポンコツというか、無能というか、「使えない」と言われても仕方が無いことをしている。


で、アサちゃん見てて思ったのは足元をよく見ること


「男なんてちょっと楽しませればすぐ惚れるんだよ」

『チェンソーマン』113話


まぁ、あながち間違いじゃないんだけど、自分が思う「楽しい」と、相手が思う「楽しい」は違う。


そして”可愛い子”が”楽しませてくれたら”惚れるのが男のチョロさだけど、可愛いだけの子は見てるだけで十分よ。


そんなのはYouTubeとかインスタ、テレビの芸能人で足りてる。


食べ物の好き嫌いもそう。


普段なら選り好みしてもいいけど、緊急事態でこれしか食べ物が無いって時は、アレルギーが無い限りはいただくもの。


「アレルギー?」って聞いてくれる最高のアシストがあったんだけど、それをガン無視しての「嫌い」。


転ぶのは説明不要。


足元をよく見ること。


もっと言うと足るを知ること。


まぁ男がバカに見えるのは仕方ないことだけど、バカばっかやってるわけじゃない。


少なくとも知り合って間もないんだから、知らない部分がたくさんある。


それを「男」というくくりでカテゴライズして判断するのは時期尚早。


食べ物もそう。


この状況で食べられるものがこれしか無いってのは周知の事実であり、言われなくても察するべきこと。


足るを知る。


今の状況を知り、その現状の最高点を認識すること。


出られなくなったけど、周りに知ってる人がいて、食料があって、電波の通じるものがある。


結構最高の状態である。


それを自分で踏みにじった。


さて、アサはここから汚名返上となるのか?


それともデンジが活躍するのか?


コベニの血筋らしき人の正体もあるし、吉田さんどうなるかね。


今後も楽しみ!


ということで終わり!読んでくれてありがとう。スキやコメントよろしくね。


じゃあ、また。


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