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科学コミュニケーションの始め方

なんでやねん!つっこみから始めるHitomi式・科学(サイエンス)コミュニケーションのススメ

先日、私がライフワークとして活動・参加している音声SNS・Clubhouseの中のコミュニティ「医療部屋」で、私のコミュニケーション方法「科学コミュニケーション」についてお話する機会を頂戴しました。

お聞きいただければ嬉しく思います。
(下段に音声原稿があります。)
そしてイイね!してもらえれば木に登るかも。
もひとつ、チャンネル登録お願いね!

医療部屋100人のワについて

「医療部屋100人のワ」は、医療部屋の人たちが100人登壇するイベントです。1回あたり5人が登壇し、それぞれが自分のことをプレゼンテーションし、ネットワークを広げます。医療部屋100人のワは「医療職100人カイギ」のサイドイベントとして開催しています。

noteも参照ください~

文部科学省
サイエンスコミュニケーションは、科学のおもしろさや科学技術(ぎじゅつ)をめぐる課題を人々へ伝え、ともに考え、意識を高めることを目指した活動です。研究成果を人々に紹介するだけでなく、その課題や研究が社会に及(およ)ぼす影響(えいきょう)をいっしょに考えて理解(りかい)を深めることが大切です。科学館や研究機関などでは、サイエンスカフェや一般(いっぱん)公開など様々な試みを行っています。

https://www.mext.go.jp/kids/find/kagaku/mext_0005.html

音声内容

こんばんは、医療部屋でモデレーターをしていますたんばひとみです。
医療部屋では、ヒトミ、ひっとみん、などと呼ばれています。

私は過去に大病したことから医療に関心を持ちました。
そして元ソムリエで防災士の資格を持っています。
それらの、知識と経験を生かして今現在、科学コミュニケーションという方法で、皆様と対話しながら日々ライフワークとしてClubhouse医療部屋で活動しています。

本日、私がみなさまにお伝えしたいことは、
こちら「なんでやねん!つっこみから始める ヒトミ式・コミュニケーションのススメ」です

さて、早速みなさまにお願いがあります。
私の本日のテーマ「つっこみ」を、私の話を聞きながらして欲しいのです。
なんでやねん、と思ったら、手のマークを押すだけでもいいですし、
なぜそう思ったのか、というところを考えたり、メモして頂くと良いかもしれません。

皆さん、まずどうしてClubhouseを始めよう、と思われましたか?
多くの方は「コロナ」をきっかけに始められたのではないでしょうか

そして、知るわけです。
自分が何も知らないということを。無知の知ともいいますね。
まずコロナがどういうものかわからない、
ワクチンがわからない
そしてワクチン接種することによって身体がどうなるかわからない
わからないことだらけだったとおもいます。

そこで、次にした行動が「聞く」つまり質問をするということでしたね。
その質問の答えに納得しましたか?
納得しない場合はまた次の質問となったことでしょう

こうして、Clubhouseでは多くの対話が繰り返され、
今現在、深く対話をする場として、成熟しつつあると私は思います。

ゆっくり時間をかけて考えることはめんどくさいです。
しかし、考え抜いたことは忘れないのです。

みなさんとお話をしていて興味・関心を持つことが多くあります。
私は、ある方のアニメ名探偵コナンのクエンチの話からMRIの話、
そこから派生して宇宙・素粒子にまで興味を持つことになりました。

このわくわくする気持ち、衝動、未知への領域への知的好奇心は
私にとっては一番のごちそうです。
これらの知り得た知識は、自分の将来に、何の役に立つかわからないけれどナゼか楽しい。
これは未来への希望・夢といったところかもしれません。

全知全能な人はいません。しかし、わたしたちは先人の知識や経験、巨人の肩の上に立つことで丘の向こうの、まだみたことのない景色をみることができるのです。

しかしちょっとまってください。丘の上の向こうの景色をみるためには「ナゼ」と思わないと見ることができません。つまり、なんでやね、とつっこまないと新しい景色には出会わないのです。
余談ですが、未知の景色つまり、未知の領域をみることは頭の脳にとってもよろこびであるそうです。

常に好奇心を持ち続け、ナゼと思ったらなんでやねん、
とつっこんで質問し答えてもらう。
そして、その答えに納得できなければまたリクエストをする。
この繰り返しを、私はClubhouseの医療部屋でしています。
つまりこれが、私の科学コミュニケーション・サイエンスコミュニケーションなのです。

どうでしょうか、みなさん
私の話に、なぜ、なに、どうして、なんでやねんとつっこむことができましたか?
本日は、それにお答えすることは難しいかもしれませんが、後日是非私に質問・リクエストしてください。

次に、人間には耐え難い困難なことがあったとしても、また復活するという力、レジリエンスというものがあります。
その本来、人間に備わっているチカラと共に、
私がお話してきた、つっこみ力を皆さんにも備えてほしいのです。

今後も、科学技術はどんどん進んでいきます。昨年はDXと言ってたのが今はメタバース、web3.0と言った具合で実に情報のスピードがはやくなっています。
そして、以前なら教科書一冊で済んだ知識が、
それでは足りずその全てを網羅することも難しくなっています。

さきほどもお話しましたが、人間は全知全能ではありません。
しかしコミュニケーションすることはできます。
自分の知らないこと・知りたいことを知っている人にリクエストして、聞き出し、その情報が正しいのか正しくないのか、判断するという、
リテラシー能力も是非に高めてください。

これは、すぐにはできるかと言われれば難しいと思います。
しかし、これも日々訓練。是非Clubhouseで対話を楽しみながら身につけてください。

但し、何度も言いますが、つっこむことを忘れないでください。
これが一番のポイントです。
きづいて、つっこむ、きづいて、つっこむ、その繰り返しです。
ね、なんだかできそうでしょ?

最後に私がどうしてもお伝えしたいことがあります
科学は失敗を繰り返さないためにあるといっても過言ではありません。
しかし、今の社会情勢はどうでしょう。
今日、明日にでもウクライナの原発が攻撃・破壊の脅威がせまっています。

みなさんには想像がつくと思います。
もし、このウクライナの原発が破壊されたら、どうなるかということを。

日本の地では、原爆を2回も落とされた経験があります。
科学も失敗をするのです。


どうぞみなさんこの科学コミュニケーション・サイエンスコミュニケーション通して、自分にとって何が正しいのか正しくないのかを問うてください。
なんでやねん、とつっこむだけでいいのです。
まずそこから始めてください。

音声SNS・Clubhouse医療部屋で、私は多くのみなさまと出会い対話をしてまいりました。
色んな話をして、わくわくどきどきすることもあれば、共に悩み考え、答えは出ないままの場面も多くありました。

今後も、おひとりおひとりが大切にしていることを尊重しながら
未来へ続くお話を科学コミュニケーションを通してみなさまと、この医療部屋でしていきたいです。

「なんでやねん!つっこみから始めるヒトミ式・科学コミュニケーション・サイエンスコミュニケーションのススメ」でした
最後までお聞きくださり、どうもありがとうございました。
Clubhouse医療部屋モデレーター ヒトミでした。


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